コモンズ投信が孫向けこどもトラスト「まごころ」を開始2012年05月10日

コモンズ投信が親世代が子供名義で投信積み立てをサポートする仕組み「こどもトラスト」が2010年のスタート以降人気を集めていますが、祖父母世代が孫のために投信積み立てしたいというニーズに応える「まごころ」が本日よりスタートしています。

・親の承諾をえた上で、祖父母が孫名義での投信積み立て
・月額3,000円(初回のみ15,000円以上の購入が必要)からの積立もしくは25万円以上の一括購入
・初回購入時に3,000円、以降は3年、5年、7年後に3,000円ずつコモンズ投信からプレゼント
・祖父母から手書きのメッセージを預かり、入学・卒業や誕生日などの記念日に成長した孫にメールを
 送るサービス
・当初は先着200名限定

世代を超えて資産を移管するという意味と、教育資金などのサポートという面で祖父母から孫へというのはいい仕組みですね。子供名義口座は複数の金融機関で行っていますが、ちょっと違った価値観を付け足したりするところがコモンズ投信らしいと思います。

日経電子版でも紹介されています。

また、コモンズ投信ではGWにホームページのリニューアルを行いました。

投資先企業の紹介、実際に投資している人の感想、セミナー情報などがわかりやすくなったと思います。

約30銘柄への厳選投資といいつつ、運用報告書以外ではポートフォリオが公開されていなかったのでどんな運用をしているのかなかなかわかりずらい点があったと思いますが銘柄紹介のページが作られたことで、どんな銘柄をどんな考えで組み入れているのか投資する前にわかるようになった点は大きな変化だとおもいます。(実際自分もどんな銘柄が組み入れられているのかわからなかったのでしばらく口座開設を見送ってましたし)

1月と7月の年2回の更新ということで、最新のポートフォリオではありませんが銘柄入れ替えが頻繁にあるファンドではないので大まかな方針は伝わるのではないかと思います。(ちなみに3月に入れ替えがあったため、現在公開されているポートフォリオのうち数銘柄は違っています)

HPに書かれていないことで 足りない部分としては、基本的には等金額配分でポートフォリオが構成されているという点でしょうか?

30銘柄に集中投資というと値動きが 激しそうというイメージもあるかと思いますが、等金額配分と投資先の分散により、値動き幅の少ないポートフォリオになっています。

2012年4月のパフォーマンス:-2.91%
純資産総額:16.41億円
組入銘柄数:31
株式組入比率:94.5%
月次レポート:2012年4月版
顧客数:2,704名

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