日本版ISAの恒久化が検討されているみたいです2012年08月16日

 日経の記事によると日本版ISA制度の恒久化が検討されているようです。


 7月末に閣議決定された日本再生戦略の中でも2020年までに日本版ISAの資産規模を25兆円と設定されていましたので、2014年1月から3年間というのを延長するつもりなんだろうな〜と思っていましたが、恒久化まで考えてくれていたとは。

 金融庁さんに個人投資家のヒアリングで伺った際にも証券優遇税制は廃止してもいいので日本版ISAを恒久化して欲しいって要望していたので、少しは声が届いたのかなと嬉しいです。

 普通のサラリーマンにとって、年間100万円まで投資して10年間は非課税っていうのは確定拠出年金以外の自分年金作りに向いた制度だと思っています。(最大で500万円)お金持ちの人にとっては物足りないでしょうけど。

8月30日追記
 非課税枠の上限は500万円で検討されているようです。

 あとは日本版ISAでどんな金融商品が対象に含まれるかですね。
 MMFなどの預金同等商品も含めることで、株式投資まではしたくないという多くの人のニーズにも応えられる制度となって欲しいです。

【日本版ISA】
 一人当たり年間100万円までの投資について10年間は配当や売却時の益に対して非課税となる制度。
 専用の口座を毎年開く必要があり、ISA専用口座内の売買のみが非課税対象となります。
 確定拠出年金と違って解約を自分の好きなタイミングで行える反面、デメリットとしては損失が出た場合に一般の口座との損益通算ができないことがあります。

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_ rennyの備忘録 (ゆっくり、のんびり、じっくり、投資信託で) - 2012年08月18日 08:23

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