天城温泉 禅の湯と河津桜2013年02月03日

時々行っていた近所の温泉施設、サイボクまきばの湯が閉館してしまったためなかなか温泉に行けずにいましたが、週の半ばにいよいよ身体もつらくなって来たので温泉に行こう!と夜更かしして温泉宿を検索しました。

で、見つけたのが 天城温泉 禅の湯 さんでした。
源泉掛け流しで露天風呂があるところを探していたのですが、こちらは更に金目鯛の煮付けが決め手になりました。

寝坊して家を出たのが14時。河津駅に着いたのは18時少し前でしたが、店の灯りもまばらな感じで想像以上の暗さに驚きながら東海バスで宿に向かいます。

宿は慈眼院というお寺がやっているのですが、慈眼院前というバス停で降りることに。
・・・で、そのバス停に着くとそこは山を登っている道の途中。
こんなところで降ろされたくない!って感じの場所でした。(昼間に見るとなんてことのない場所なんですが)

バスが行き、どこに宿なんかあるんだ?と思って振り返るとそこにお寺の山門と宿らしき灯りが!
本当に宿の目の前にバス停がありました。

こちらが禅の湯さん。

着いてまずひとっ風呂浴びた後に夕食へ。

地元の野菜を中心にした精進料理風のメニューです。

今回はせっかくなので金目鯛とお造りを付けました。
新鮮な魚のお造りも美味しかった〜。

煮物などもあっさり味付けでやさしい味です。

金目鯛。大皿に乗り切らないくらいの大物でした。
想像以上の大きさでしたが、美味しくいただきました。

朝は7時から坐禅体験をしているという事で、坐禅もしてきました。
坐禅の前に温泉に入っておくと冷えないのでいい幹事です。

宿の隣はこのように慈眼院という禅宗のお寺になっています。
ハリスが日米修好通商条約を締結しに向かう途中に宿泊したこともあるそうです。

山並みが綺麗です。

バスで河津駅まで戻りましたが、昨日は暗くてどんな山の中を走っているのかと思っていたものの、意外に民家がたくさんあることがわかりました。

駅に着いた後、せっかくなので河津桜を見に川沿いの並木道を散歩してみました。
桜はまだ蕾ですが、菜の花は綺麗に咲いています。
ここはもう春ですね〜。

河津桜10円募金があったので協力してきました。

5日(火)から河津桜まつりが始まるので、至る所で出店の準備が行われていました。

途中、咲いている桜を発見!

水仙も綺麗に咲いています。

海岸まで散歩して帰って来ました。

急遽決めた旅行でしたが、リフレッシュできました。

2013年1月末のポートフォリオ2013年02月03日

1月はセゾン資産形成の達人ファンドにスポット買いを行いました。
かいたくファンドの解約後に最後の積立で1万円だけ残っていたのも解約を行い、クローバーアセットの口座は閉じました。日本株や新興国株も含まれていますが、外国株についてはセゾン資産形成の達人ファンドを中心に据えたいと思います。

ソーシャルレンディングmaneoは今月も人気が続いており、返済された資金を再投資することができませんでした。

【2013年1月末時点のポートフォリオ】

【過去3ヶ月の推移】


【積立中の投資信託】
 ・結い2101(鎌倉投信)
 ・ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
 ・コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
 ・セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
 ・大和マイクロファイナンス・ファンド(東京海上アセットマネジメント)

松井証券から独立系投信会社への強烈なラブコール?2013年02月04日

今日の日経オンラインの記事『松井証券「究極の値下げ」の真意(金融日本)』の中で、松井証券の松井道夫社長が独立系投信会社のための販売ネットワークの構想をぶち上げています。

「考えているのは直販システムの整備です。販売網を持たない独立系の投信会社のためにネットワークを提供し、松井証券は投資家から販売手数料をとらずに投信会社から一定の手数料をもらいます。投資家への運用内容の説明は投信会社の責任でやってもらう。松井は導管になるだけです。徹底的に無色透明になる。投資家にバイアスをかけない存在になります。」

直販投信と呼ばれる独立系運用会社は今のところ自社での直販を中心にいくつかの会社がネット銀行やネット証券での販売を行なっている程度で、基本的には買いたいと思ったらその会社に口座を開設する必要があります。

確かに10年前なら欲しい投資信託を取り扱っている証券会社に新たに口座を開くというのもやむなしという状況でしたが、今ではネット証券でかなり投資信託の取扱が手厚くなっています。

そのような状況で投信を買いたいと思ったらわざわざ口座を開くというのは面倒です。
自分もコモンズ投信はいいと思っていたけれども口座を開くまで1年躊躇していましたし、セゾン投信もずっと横目で見ていながらも口座開設したのは5年後の昨年でした。(セゾンの場合は達人ファンドがまともな姿になったのでようやく口座開設できたという理由もありますが)

なぜ直販だったのか?
直販投信がなぜ直販という道を選んだのか?というと、市場の動向に応じて売れ筋ファンドを次々と営業していくのではなく、しっかりと投資哲学に納得してもらった上で長期投資をしてもらうには既存の販売会社(銀行や証券会社)には出来ないと考えていたからでした。

また、販売会社を通してしまうと運用会社の顧客ではなく販売会社の顧客になってしまい、顧客リストをもらえないため受益者向けのセミナーなどを開催したくても受益者かどうか確認できないという点もありました。

コモンズ投信ではコモンズ投信の受益者向けには無料、そうでない人には有料といったセミナーを開催していますが、同じコモンズ30ファンドを購入していてもソニー銀行で購入している人はコモンズ投信が受益者かどうかの確認が出来ないため、有料という事になっています。

また、ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスでもひふみ投信の受益者向けのひふみアカデミーは開催出来ても、SBI証券でひふみプラスを購入した人は確認する顧客リストがないために投信を保有していない人と同じ扱いになってしまいます。

しかし、今回の松井社長の発言は顧客リストの提出も期待できる内容です。

株価が低迷している時にセミナーをしたいと言っても開催させてくれず、株価が上昇してくると今こそセミナーを開催しましょうと言ってくるというような事もなさそうです。

直販投信が掲げる長期投資という志もこの方法ならしっかりと運用会社から投資家へ伝えることができるのではないでしょうか?

販売体制の強化と投資家へのメリット
直販投信各社は販売も行う運用会社という意識があり、販売会社として見ると弱いところがあります。

入金したら自動的に買い付けされる会社もあれば、Webで更に買い付けをしないといけない会社もあったりします。更に言うと預かり金という事ができないため、事前にお金を入れておいて好きな時に買うという事もできません。
売却は電話が必要だったりするのもなかなか面倒です。(心理的に売りにくいという面もありますが)

販売を松井証券のようなネット証券に委託すると預かり金も使えますし、買付や売却もネットで好きな時に行えるようになります。
また、各種書類の郵送代金や積立の際の引落手数料などが販売会社の負担となる為(積立をするかどうかはわかりませんが)、直販投信会社から見るとコストの削減にもつながります。

外販することにより直販投信会社が手にする収入は減りますが、投資家にとってもネットで買いやすくなってあちこちに口座を開設しなくて済むというのはメリットになりますので、これまで口座開設が面倒という事で購入を見送っていた顧客による購入も見込めます。

本当はこのような事は直販投信の中心的存在のさわかみ投信にこそやって欲しかった事なのですが、意外なところからアプローチがありました。

今回の構想は直販投信会社にとっては願ってもない申し入れのように見えます。
細かい条件など詰めるべき点はありますが、直販各社はこの件について真剣に検討をして欲しいと思います。

スルガ銀行の個人型確定拠出年金を申込しました2013年02月05日

竹川さんの本を読んで自分も個人型確定拠出年金を始めようと思い、スルガ銀行に資料請求したところまではこの間ブログに書きましたが、ようやく申込書類を郵送しました。

スルガ銀行ではDREAM Life 401kという愛称を付けてこのサービスに力を入れているようです。
目玉はなんといっても運用管理手数料が0円で継続コストが安いところです。

ホームページにはポイント2として充実した商品ラインナップとか言っちゃってますがだいぶセンスを感じないラインナップなのは残念なところです・・・。

自分の場合は企業年金制度の無い会社に勤めているので国民年金の第2号被保険者になり、月額で23,000円まで積立することができます。

加入にあたって自身が第2号加入者だという事を勤務先の会社に証明してもらうのと事業所登録をするための書類を会社の総務部門に記入してもらいました。(事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書)

予想はしていましたが自分の会社では初のケースだったらしく事業所登録することになりました。

掛け金は給与引落か銀行口座からの引落が指定できます。
自分は給与振込で利用している都市銀行の口座からの引落にしました。
(スルガ銀行に口座を開く必要はありません)

投資商品は事前に考えていた通り外国株アクティブ50%、新興国株インデックス50%のポートフォリオにしました。

また、端数が出た場合にどの商品に投資するか決める欄があるので年金積立インデックスファンド海外新興国株式を選んでおきました。

個人型確定拠出年金の場合、積立したお金から制度を利用するための各種手数料が差し引かれた額が実際に投資されることになります。

【加入時の手数料】
国民年金基金連合会               一時金 2,700円(初回掛け金から控除)

【加入者】
国民年金基金連合会               月額 100円
運営期間(SBIベネフィット・システムズ)   月額   0円
事務委託先金融機関(資産管理サービス信託銀行) 月額  63円

このように、初回は一時金2700円が加入時手数料として差し引かれる他、毎月163円が徴収されます。
仮に掛け金が引落されなかった場合、国民年金基金連合会への100円は徴収されませんが、残高が50万円未満の場合は運営機関に262円が徴収されます。

後で節税メリットがあるとはいえ、ネット証券などで無料で積立が出来るのを考えると意外にかかるなという印象です。
というか、2万3千円がそのまま積立されるわけではないという点がなんかイマイチな感じです。

あとは書類が受理されて始まるのを待つだけです。

ファンド観測:ひふみ投信 (2013年1月)2013年02月06日

ひふみ投信の月次レポートの内容を紹介します。
今月はひふみアカデミーに参加したのでその内容から。

 ひふみアカデミー動画配信(→ こちら )
 月次レポート「ひふみのあゆみ」(→ こちら )

【1月の売買動向】
12月はTOPIXに置いていかれないようにポートフォリオを大胆に組み替えたひふみ投信ですが、1月は新規流入した資金ではあまり買い付けを行わず現金を積み上げています。
これは相場が一本調子で上がるのではなくミニクラッシュがこの先にあるのではないか?と見込んでのことだそうです。
2月以降は有名な銘柄だったらなんでも上昇していた相場から業績なども踏まえた難易度の上がった相場になるだろうとのこと。そういう意味で上位銘柄にも中型株が帰って来ました。(相変わらず変幻自在ですね)

組入れ3位のUKCホールディングスはソニー系の電子部品を製造している会社でソニーに連れ安していましたが、実は光学系で優れた部品を製造しています。ソニーの中でも光学系はイケている分野で増収増益、PERは1ケタ台、円安の恩恵も受けます。
ひふみ投信ではこのように大手電機メーカーに直接投資することはないかもしれないけれども、その中でもイケてる部分に特化した会社に注目しているとのことです。

日本株の水準については日経平均11,000円という水準は民主党ディスカウントが剥げた状態でこれから自民党がプレミアムを乗せることができるか?という意味でニュートラルな水準と考えていると話されていました。

【ひふみ投信の日次リスクの推移】
 :基準価額
 :日次リスク(250日)

日次ベースでの250日リスクは11.46%と先月から微増しました。

【ひふみ投信の資金流入出状況】
 :基準価額
 :資金流入出

資金は12月7日から連続34営業日で流入が続いています。
また、毎月の積立日の資金流入も順調に増え、いよいよ1億円に到達しそうな勢いになってきました。

【2013年1月末現在の組入上位銘柄】


【概要】
 過去1ヶ月  9.01%
 過去1年   32.25%(R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 35位)
 過去3年   35.04%(R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 7位)
 純資産総額  39.17億円
 組入銘柄数  70(前月比-1)
 株式比率   86.35%
 現金比率   13.65%

【その他】
質疑応答の中で含み損のある投信についての考え方で
「まずは時価で考える。取得価格で考える人が多いが取得価格は他の市場参加者にとってはどうでもいい価格。買った人だけがこだわっている価格なのであくまでも今後上がるのか?下がるのか?を考えた方がいい。売らなければ損じゃないというのは負け惜しみ。」
というような事を話されていました。

コツコツ投資家の集まりやSNSで色々な人に話を聞くと損が無くなったらこの投信は売りたいという個人投資家は結構いるのですが、そういう人は自分が含み損を抱えている投信がなかなか上がらないという不満も抱いているんですよね。
個人的にはなかなか上がらない投信の損が解消するのを待つより、自分がいいと思っている投信にさっさと乗り換えた方が精神的にもいいのではないか?と思うのですがなかなかできないみたいですね。

でも、取得価格はあなたにとってしか意味がない価格なので今後を考えてみたら?というのはなかなか納得感のある回答ではないかと思いました。

あとは上場企業のHPで社長の写真があるかだけではなく、最近は役員の写真があるか?
メッセージに私や我が社といった主語があるか?といった事でもパフォーマンスが良かった会社を見分ける事ができたそうです。根本にはガバナンスに関する考え方がそこに現れるのではないか?という事でしたが、大手商社はすべからく条件を満たしているというのは興味深い話でした。