コモンズ30ファンド4周年記念感謝の集い(3) 運用報告2013年03月03日

コモンズ投信主催のコモンズ30ファンド4周年記念感謝の集いの最後は伊井社長から運用報告がありました。受益者向けの内容ですのでほどほどのまとめに・・・。

セミナーの後の懇親会の部でも何名かのコモンズ投信の方とお話させていただきましたが、これまで少し大人しいイメージのあったコモンズ投信がこれからアクティブに変化する兆しを感じました。
懇親会は顧客の声を一般従業員の方にも直接聞いて欲しいという意図も感じ、開かれた運用会社だなと思い、せっかくの機会なので日頃思っていたことをしっかり伝えて来ました。普通の運用会社だと顧客は販売会社になってしまうのでエンドの投資家の声を聞けるというのは直販投信の運用会社側のメリットの一つだと思います。最近投資先の企業との対話の機会も減り気味だったので今回はベネッセさんのお話が聞けたのは良かったです。福原副社長もとても気さくな方でした。

コモンズの4周年記念感謝の集いは4/20(土)に名古屋、4/21(日)に大阪でも開催されます。

日 時:2013年3月2日(土) 14:00〜17:00
場 所:千代田区立図書文化会館
主 催:コモンズ投信(→公式HP
概 要:
 投資先企業との対話 (株)ベネッセホールディングス 代表取締役副社長 福原賢一氏
 社会起業家との対話 NPO 侍学園スクオーラ・今人 理事長 長岡秀貴氏
 コモンズ30ファンド運用報告

運用報告

長期投資集中投資がプロの機関投資家の中でニーズが高まっている。
先進国において低成長のため市場全体への投資から個別の優良企業への投資によるリスクコントロールへ。
世の中にもコモンズ的な考えが求められるようになってきた。

日本は高い成長は難しいと考えられているがアジア唯一の先進国。
日本=日本株という考えは古い。海外マーケットで成長する日本企業への投資。
高度成長をベースにした分散投資から低成長をベースにした選別と対話へ。

長期的に企業価値をあげていける会社に投資する。
ポートフォリオの構築にあたっては四番打者だけ集めても勝てないのでバランスよく一番強いチームを作る。

NYダウ30もアメリカ経済を反映するのではなくアメリカ以外で半分以上稼いでいる会社が16社。コモンズ30ファンドの組入れ先も同じく海外で半分以上稼いでいる会社が16社。

販売ネットワークについては直販をベースに外販も。
イメージとしてはケーキ屋さんが店舗販売から楽天市場へ出店して顧客層を拡大しつつも直販にもフィードバックして使い勝手を良くしていく感じ。

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