ファンド定点観測 2013年4月:結い2101 ― 2013年05月07日
鎌倉投信が運用する『結い2101』の2013年4月を振り返ります。
参考資料は結いだより第38号です。(→ こちら )
■ 今月の巻頭記事
今月の結いだよりの巻頭記事はR&Iファンド大賞2013の最優秀ファンド賞(投資信託 国内株式部門)を受賞したお知らせでした。当ブログでもこちらの記事で既に案内していますが、結い2101が3年間のシャープレシオで国内株式投資信託でNo1でした。
理念よし、技術よし、お客様よしの三方よしでこれからも頑張っていくというコメントが頼もしいです。
■ いい会社訪問ツアー サクセスホールディングス
6月30日(日)に自由が丘にある「にじいろ保育園」視察と柴野社長講演「今の子供たちの姿が日本の将来の姿」をお聞きするいい会社訪問ツアーが開催されます。募集人数は25名です。
■ 第4回「結い2101」受益者総会
8月31日(土)に京都にある国立京都国際会館で4回目の受益者総会が開催されます。
今回は午前の部が共生をテーマにしたいい会社の社長講演、午後が持続可能な産業としての第一次産業と題した講演となっています。また、今年は懇親会も予定されていて1日中鎌倉投信といい会社を堪能できますよ。
午前:
亀田製菓株式会社 田中通泰社長
株式会社フェリシモ 矢崎和彦社長
午後:
株式会社西粟倉・森の学校 牧大介社長
株式会社坂ノ途中 小野邦彦社長
■ ソーシャルインパクトレポート
鎌倉投信では投資先のいい会社がどれだけ社会的なインパクトを与えているのか数値的に表現するソーシャルインパクトレポートの作成に取り掛かっているそうです。
結い2101のリターンの一要素ともなっている「社会形成」がどのような形で表現されるのか楽しみです。
■ 雪国まいたけのバングラデシュ緑豆プロジェクト
5月3日のNEWS ZEROで雪国まいたけのバングラデシュ緑豆プロジェクトが紹介されました。
もやしの原料となる緑豆はほとんどが中国からの輸入に頼っていますが、原料費の高騰が続いているため輸入先の分散が求められています。雪国まいたけではムハマド・ユヌス氏が代表のグラミンと合弁でバングラデシュの農家にもやし用の種子となる緑豆を育ててもらうプロジェクトを行なっています。
昨年末にはついに日本向けの輸出も開始され、ようやく商品化にこぎ着けられそうなところです。
雪国まいたけの佐竹さんのお話はNPO法人Living in Peaceのマイクロファイナンスフォーラム2011でお聞きした事があり、BOPビジネスの実例として注目していました。(→ セミナーレポートは こちら )
■ NHK WORLDで鎌倉投信が紹介されました
5月2日のNHK WORLDで鎌倉投信が紹介されました。
日本の社会問題に対処する会社に投資するユニークなファンドが投資家の支持を集めているという内容で、具体的な投資先としてエフピコが紹介されています。
動画は こちら
■ 4月の売買動向
4月は新規組入れ、売却はありませんでしたが、これまで非公開となっていた会社のうち1社が公開されました。美容室向け頭髪用化粧品販売を手がける大証二部 4923 コタ株式会社です。
会社の基本理念が『「いい会社」を目指し続ける』ってまんま鎌倉投信が目指す方向ですね。
どんな会社なのか調べてみたいと思います。
■ 結い2101の日次リスク動向
赤:基準価額
青:日次リスク(250日)
■ 結い2101の資金流出入
赤:基準価額
青:資金流出入
■ 資産構成比
株式 59.2%
債券 2.4%
現金等 38.4%
■ 運用パフォーマンス
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