ひふみ投信が運用開始5周年を迎えました2013年10月01日

レオス・キャピタルワークスのひふみ投信が2008年10月1日の運用開始から5周年を迎えました。

おめでとうございます!

ひふみ投信は当初69人の顧客からスタートしたと最近聞きましたが、私もその中の1人として当初募集から購入を続けてきました。(レオスWEBだと過去の購入履歴が設定時から遡って見られるんですね)


リーマンショックの直後に運用を開始したり、ISホールディングスの傘下になったり、ファンドマネージャーが変わったりこの5年でいろんな事がありましたが、守りながら増やすというひふみ投信のコンセプトが揺らぐことは無かったと思います。

最初は小さな金額で縦横無尽に運用をするファンドだなという印象でしたが、今では姉妹ファンドのひふみプラスもでき、ひふみマザーファンドは140億円を超えるまでに育ってきました。

昨年はR&Iファンド大賞を受賞、今年もR&Iファンド大賞で優秀ファンド賞を受賞しています。
時間をかけて評価を高めながら徐々に育ってきた5年間でした。

ひふみ投信のお客様の声に自分が掲載されているのですが、当時はポートフォリオの10%程度だったのが今では全体の26%程度、投信ポートフォリオでは約半分を占める中核ファンドとして活躍してもらっています。

運用開始から5年経過したということは・・・資産形成応援団が始まるということです。
週明けの10月7日には一回目の応援金が還元されるのですが、自分の場合は初回の買付金額が少なかったので今回はたぶんないですね(残念)。

来年4月の応援金を楽しみに待ちつつ、これからもひふみ投信と共に歩みたいと思います。

第1回k2k2ダービーで優勝しました2013年10月02日

rennyさん主催で開催されていた第1回k2k2ダービーで栄えある初代チャンピオンになりました!
第1回ダービーを制した栄誉をありがたく頂戴します。ありがとうございます!


結果はこちら
ポートフォリオ全体では+10.02%の385,174円でした。(元本350,000円)

ひふみ投信が+12.68%、セゾン資産形成の達人ファンドが+11.34%を始めとして投資した5ファンド全てがプラスで終わりました。フロンティア株はもう少しやってくれるかと思ったんですが・・・

半年で+10%というのは積立投資としてはかなりいい成績でした。
株式100%のポートフォリオが相手だったので正直トップは難しいだろうと思っていましたが、いい具合に波乱もあり、ちょうどいいところでゴールできました。

キレ味はないけれどもしぶとい足を使えるいいポートフォリオだったと思います。
結果的にトップ回数も最多、平均順位も2.35と出来すぎなくらいの成績でした。

なにより、このポートフォリオは自分が運用している投信ポートフォリオのミニ版なのでこの結果は嬉しかったです。(とはいえ、自分が何かした訳ではないんですけどね)

第2回k2k2ダービーはせっかくなのでポートフォリオを変えて参戦しましたが、個人的には第1回優勝ポートフォリオも勝手参戦して比較してみたいと思います。

ちなみに第2回k2k2ダービーにエントリーしているポートフォリオのバックテストでは
+11.72%の392,113円でした。

V2目指してオーナー席からじっくり見守りたいと思います。

2013年9月末のポートフォリオ2013年10月03日

2013年9月末のポートフォリオです。

9月はソーシャルレンディングのmaneoで4案件に投資しました。
当面の目標としていたポートフォリオの5%に近い金額になったこともあってとりあえずは償還待ちです。
また、10月1日にmaneoの妹尾社長が取締役ファウンダーとなり、瀧本副社長が社長になる人事が発表されました。maneoのポテンシャルをこれまで以上に引き出す人材への交代という事ですが、ブログを見ている限りあまりいい印象を持っていません。
妹尾さんが起業した想いに共感していた部分もあったのですが、しばらくは新社長をサポートするという表現でしたので経営からも離れてしまうのかな?という感じもあり、これ以上の新規投資はしばらく見送りつつ様子を見たいと思います。

また、東京海上・物価連動国債ファンドを追加購入しました。

【2013年9月末時点のポートフォリオ】

【2013年9月末時点のポートフォリオ(詳細版)】

【積立中の投資信託】
毎月積立しているファンドに変更はありません。
 
 ・結い2101(鎌倉投信)
 ・ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
 ・コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
 ・セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
 ・大和マイクロファイナンス・ファンド(東京海上アセットマネジメント)

リニューアルされたコモンズレターを5つのPの観点から読んでみました2013年10月04日

コモンズ投信が運用するコモンズ30ファンドの月次レポート「コモンズレター」がリニューアルされました。


これまでのコモンズレターは正直読むべきところが少なく、何度かコモンズ投信さんには改善を要望していました。4周年記念感謝の集いの懇親会でもお話させていただいた際にリニューアルを検討しているという話が出ていてどんな風になるのかな?と思っていたのですが期待以上の素敵な出来でした。

ここまで書いてくれるのであればやってみたいことがありました。
年金基金では運用機関を選定する時に「5つのP」という観点で調査するそうです。

 Philosophy(フィロソフィー)=投資哲学
  投資哲学の一貫性
  基金の運用目的との整合性
 People(ピープル)=人材
  有能な人材の確保
  組織的な運用体制
  平均勤続年数
 Process(プロセス)=投資プロセス
  個別銘柄選択までのプロセス
  損切りルールなどリスク管理
 Portfolio(ポートフォリオ)=ポートフォリオの構成
  投資哲学との整合性
  投資目的との合致
 Performance(パフォーマンス)=運用効果
  複数の指標で見た運用成績(シャープレシオ、インフォメーションレシオ、トラッキングエラーなど)

  参考)ニッセイ基礎研究所 年金ストラテジー2001年12月号より

竹川美奈子さんも5つのPで投信の質を見ようと言っていますが(→インベストライフ2013年4月15日号)、公募投信を5つのPで評価しようとするのはハードルが高いのが難点でした。(特に人材については公募投信ではほぼ知る術がありません。モーニングスターや投信まとなびなどで情報公開されると嬉しい項目です)

ただ、コモンズ30ファンドがここまでオープンにしてくれたのであれば5つのPで評価することが出来るのではないか?と考えました。

コモンズレター 2013年10月 を見ながら5つのPを評価してみます

【Philosophy(投資哲学)】
コモンズ30ファンドの投資哲学(特色)は目論見書にこう書かれています。

 コモンズ30ファンドの長期投資の目線は一世代を象徴する「30年」です
 コモンズ30ファンドは、少数精鋭の30銘柄程度に集中投資を行います
 コモンズは、「対話」を大切にしています

この投資哲学は実現されているでしょうか?
コモンズ投信では10の未来コンセプトを定義し、業種分散を図っています。
 → P.7 未来コンセプト
また、9月末現在で30銘柄へ集中投資しています。
 → P.3 ポートフォリオの構成比
対話を大切にするという観点では9月に売却したファーストリテイリングは単独での直接取材を粘り強く交渉していたものの実現に至らず、対話の姿勢が大きくかけているため売却に至ったと書かれています。
 → P.2 運用部長・糸島の「投資行動とパフォーマンス」
これまで、当月でどんな投資行動をしたのか?などが全くと言っていいほど報告されていなかったので30銘柄均等投資とは言えなにか報告することはあるでしょうと思っていたのですが、満足のいくものになりました。


【People(人材)】
運用部と投資委員会についてP.7の「投資委員会と運用部」の項で紹介されています。


 最高投資責任者  (投資委員会議長)
 代表取締役社長
 取締役会長    (非財務的な企業価値を営む経営の視点)
 運用部長     (新規組入・全売却の投資委員会への提案、組入先リバランス、現金比率決定)
 チーフポートフォリオマネージャー
 シニアアナリスト (新規組入・全売却の投資委員会への提案)

運用部長の糸島さんの運用についてのコメントの他に、シニアアナリストの上野さんもP.4で「今月のピック!」というコラムを持っていて今月注目を集めた話題について解説しています。
今月はまだ記憶に新しい東京エレクトロンとアプライド・マテリアルズの経営統合について書かれています。


また、P.3には投資先企業の主なニュースをまとめたものもあります。
こういうのがあると振り返りしやすいですよね。

【Process(投資プロセス)】
投資先選びのプロセスがP.7で紹介されています。
仮説に始まり、データの分析、面談などによる見えない価値の判断などを得て投資委員会で組入銘柄を決めています。
P.2の糸島さんの報告を読むと数銘柄が投資委員会で継続審議中となっているようです。



【Portfolio(ポートフォリオ)】
コモンズ30ファンドでは基本的に全ての銘柄を均等な配分で購入しています。

今月から組入上位10社について概要とともに紹介されるようになりました。

株式:現金比率、未来コンセプト別構成比が紹介されています。

【Performance(運用効果)】
これまでの運用成績がP.2に記載されています。
基準価額ベースでのパフォーマンスが確認できます。


年金基金が評価するようなシャープレシオやインフォメーションレシオ、アクティブ・リスクについてはイボットソン・アソシエイツ・ジャパンが運営している 投信まとなび で確認できます。



【その他】
コモンズレターの見どころはこれだけではありません。

コモンズ投信の社会を良くする活動SEEDcapでもコーナーが出来ました。(P.5)
記念すべき第一回目は今年、SEEDCapで応援することになったNPO法人マドレポニータです。
新たなNPOや社会起業家との出会いがコモンズレターから生まれるかもしれません。

マーケティング部でも1ページ持っています。(P.6)
お客様の声や顧客数の推移の他にマーケティング部からのメッセージも書かれています。


とにかく見どころ一杯になったコモンズレター。
投資家に知ってほしいという気持ちが伝わってくる内容に一新されました。

これまで月次報告書といえば鎌倉投信の結い2101がとび抜けた存在だと思っていましたが、こちらもかなりいいものが出来たと思います。

投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤーの月次報告書部門があれば間違いなくポイントを割り当てたいファンドです。(報告書のアワードというのもやってみたいですね。企画してみようかな。)

コモンズ30ファンドはコモンズ投信からの直販の他に以下の販売会社でも購入できます。

いい会社の理念経営塾 石坂産業見学ツアー(1)新井さんバスガイド編2013年10月05日

NPO法人いい会社をふやしましょう主催の『いい会社の理念経営塾』現地視察編

【関連記事】
いい会社の理念経営塾 石坂産業見学ツアー

石坂産業さんは入間郡三芳町にある産業廃棄物処理の会社です。
かつて所沢ダイオキシン問題では問題の産廃業者として訴訟されたりもしましたが、地域と自然と共生していくことを目指して生まれ変わりました。
産業廃棄物処理業者というと高いフェンスで囲われていて中で何をしているかわからないという悪いイメージがありましたが、今日見学してみて意識がガラっと変わりました。

9:15 池袋西口公園に集合してバスで石坂産業さんへ向かいました。
実は石坂産業さんのあるくぬぎ山は家からも車で15分ほど、歩いても1時間ほどで着く場所だったのですが歩くには遠いという事で電車で池袋まで行きました。

バスガイドも出来る鎌倉投信のファンドマネージャー新井さんの勇姿が見たかったというのもありますが。


行きのバスの中では石坂産業さんのDVDを見ようとするもののモニターに現れたのはDISC ERRORの文字・・・バスガイド新井さんによる石坂産業さんの紹介と相成りました。

石坂産業さんは会社のほとんどの敷地が森林。とても産廃業者には見えません。
若くてきれいな女性社長が父親の跡を継いだのはダイオキシンの問題で叩かれている最中のことでした。
ニュースステーションで叩かれた当時、くぬぎ山地区で最大手だったのが石坂産業さん。
最新鋭の焼却炉を導入していたので大きな煙突がテレビに映しだされました。

地元の人から出て行けと言われたり、訴訟されたりしましたが東京から出てくるたくさんのゴミを焼却して小さくしてから夢の島に持って行っている。社会のためにやっていることなのになんでここまで言われないといけないのかとがっくりきていた父親を見て誰にも何も言われない会社になろうと、それまではネイルサロンでもやろうとしていた娘さんが社長に替わりました。
今ではネイルは自分でやっていないそうですが、社長のネイルにも注目してください。

それからはエコな会社になろうとしています。
産廃処理はトラックから下ろしたら水をかけながら分類していきます。この作業を囲った屋内で行うことで全て清浄化するようにしました。水は雨水と地下水だけを使って重機は鎌倉投信の投資先でもある日立建機さんと共同開発したEV重機です。

敷地には公園のような森林が広がっていますが、これは音を吸収する意味もあります。
この森にはニホンミツバチもホタルも住んでいて庭園もあります。

ニュースステーションの報道は誤報だったのですが、未だに石坂産業さんは風評被害による訴訟を受けています。

高野登さんと石坂産業さんに行った時、「伊那食品工業を超えているかもしれない」と言われました。
鎌倉投信やこのNPOの「いい会社をふやしましょう」というのは伊那食品工業さんの社是「いい会社をつくりましょう」の公式パクリ。塚越会長の許可を得た上でのパクリです。

伊那食品工業さんでは毎朝始業前から社員さんが集まって清掃活動を自主的にやっています。土日でもやっているので「どうして休みの日も清掃をしているんですか?」と聞いたら「気になっちゃうから。それに、汚いところをお客様に見せてしまうのは恥ずかしいし、時間があったから来ました。」と言われました。

石坂産業さんはマイナスからのスタート。あそこまでにしたのには想像を絶する会社です。
ここまで言うのに鎌倉投信はなんで投資をしていないのか?それは今は私からは話せません・・・。

石坂産業さんはとにかく教育が素晴らしい。おもてなしの気持ちがあるか社員さんの挨拶を楽しみにしていて下さい。でも、それだけではないんです。

ハウスメーカーが家を建て替える時、元々の家を潰します。解体は下請け業者に依頼し、さらに家を解体した瓦礫はトラックを使って産廃業者に運び込まれます。産廃業者はいらないものなのでいかに安く引き取ってもらうかが重視される商売と言えます。石坂産業さんはこのお客様にあたるトラックの運転手さんへの教育がすごいんです。

搬入マニュアルを見せてもらいましたが、事細かく決められています。
「挨拶をすること」「たむろ禁止」「アイドリング禁止」「タバコ禁止」守らない人は来てもらわなくていいと言っています。

それでも石坂産業さんへ運んでくるのです。なぜ?こんなにうるさい事をいうのに。

理由は2つあります。分別して持ってくると安く引き取ってくれるから。
もう一つは挨拶をするようになると家庭がうまくまわるようになるからだそうです。挨拶をすることで愛想がよくなって人間が変わります。人間力がつくことで家族からもお父さんが変わったと家庭円満につながるからです。

こんなの見たことがありません。

地域に愛される石坂産業でありたいと地元の野菜も販売しています。
産廃業者の近くで採れた野菜も汚いことはありませんというメッセージなのです。