投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2013の投票開始、表彰式の申込みは今夜17時より受付開始 ― 2013年11月01日
今年で7回目になる投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2013の投票が開始されました。
投資信託について一般投資家の目線で考えている投信ブロガーが支持する投資信託(ETF含む)はどれなのか?個人投資家の声を運用会社や販売会社に届けるユーザー目線のアワードです。
我こそは投信ブロガーだと思う方は是非とも下記投票ページから投票をお願いします。
一人あたり5ポイントの持ち点で配分は自由です。
→ 投票ページ
投票期間は2013年11月1日(金)〜11月20日(水)までです。
投票をした投信ブロガーは自分のブログで投票した旨の記事を書いてください。記事にはどのファンドに投票したかを書く必要はありません。(なりすましを防ぐための本人確認を兼ねています)
投票しても自分のブログで投票した旨の記事を書かれない方が毎年いらっしゃいますが、そうすると無効票になってしまいます。貴重な5ポイントですので、必ず自ブログで投票した旨の宣言をお願いします。
また、2013年12月19日(木)には投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2013の表彰式を執り行います。これまでは年明けに開催されるインデックス投資ナイトの中で表彰式を行っていましたが、今年から投信ブロガーが選ぶFOYは個別に表彰式を行うことになりました。
トークセッションを織り交ぜながら10位以内に入賞したファンドを発表していきます。
こちらは投信ブロガー以外の個人投資家さんも参加いただけますので年末で忙しい時期だとは思いますが是非お越しください。
参加申し込みはこちらからどうぞ。11月1日(金)17:00から申し込みを受け付けます。
定員は90名、参加費は1,000円を現地でいただきます。
リニューアルされたコモンズレターを5つのPの観点から読んでみました ― 2013年10月04日
コモンズ投信が運用するコモンズ30ファンドの月次レポート「コモンズレター」がリニューアルされました。
これまでのコモンズレターは正直読むべきところが少なく、何度かコモンズ投信さんには改善を要望していました。4周年記念感謝の集いの懇親会でもお話させていただいた際にリニューアルを検討しているという話が出ていてどんな風になるのかな?と思っていたのですが期待以上の素敵な出来でした。
ここまで書いてくれるのであればやってみたいことがありました。
年金基金では運用機関を選定する時に「5つのP」という観点で調査するそうです。
Philosophy(フィロソフィー)=投資哲学
投資哲学の一貫性
基金の運用目的との整合性
People(ピープル)=人材
有能な人材の確保
組織的な運用体制
平均勤続年数
Process(プロセス)=投資プロセス
個別銘柄選択までのプロセス
損切りルールなどリスク管理
Portfolio(ポートフォリオ)=ポートフォリオの構成
投資哲学との整合性
投資目的との合致
Performance(パフォーマンス)=運用効果
複数の指標で見た運用成績(シャープレシオ、インフォメーションレシオ、トラッキングエラーなど)
参考)ニッセイ基礎研究所 年金ストラテジー2001年12月号より
竹川美奈子さんも5つのPで投信の質を見ようと言っていますが(→インベストライフ2013年4月15日号)、公募投信を5つのPで評価しようとするのはハードルが高いのが難点でした。(特に人材については公募投信ではほぼ知る術がありません。モーニングスターや投信まとなびなどで情報公開されると嬉しい項目です)
ただ、コモンズ30ファンドがここまでオープンにしてくれたのであれば5つのPで評価することが出来るのではないか?と考えました。
コモンズレター 2013年10月 を見ながら5つのPを評価してみます
【Philosophy(投資哲学)】
コモンズ30ファンドの投資哲学(特色)は目論見書にこう書かれています。
コモンズ30ファンドの長期投資の目線は一世代を象徴する「30年」です
コモンズ30ファンドは、少数精鋭の30銘柄程度に集中投資を行います
コモンズは、「対話」を大切にしています
この投資哲学は実現されているでしょうか?
コモンズ投信では10の未来コンセプトを定義し、業種分散を図っています。
→ P.7 未来コンセプト
また、9月末現在で30銘柄へ集中投資しています。
→ P.3 ポートフォリオの構成比
対話を大切にするという観点では9月に売却したファーストリテイリングは単独での直接取材を粘り強く交渉していたものの実現に至らず、対話の姿勢が大きくかけているため売却に至ったと書かれています。
→ P.2 運用部長・糸島の「投資行動とパフォーマンス」
これまで、当月でどんな投資行動をしたのか?などが全くと言っていいほど報告されていなかったので30銘柄均等投資とは言えなにか報告することはあるでしょうと思っていたのですが、満足のいくものになりました。
【People(人材)】
運用部と投資委員会についてP.7の「投資委員会と運用部」の項で紹介されています。
最高投資責任者 (投資委員会議長)
代表取締役社長
取締役会長 (非財務的な企業価値を営む経営の視点)
運用部長 (新規組入・全売却の投資委員会への提案、組入先リバランス、現金比率決定)
チーフポートフォリオマネージャー
シニアアナリスト (新規組入・全売却の投資委員会への提案)
運用部長の糸島さんの運用についてのコメントの他に、シニアアナリストの上野さんもP.4で「今月のピック!」というコラムを持っていて今月注目を集めた話題について解説しています。
今月はまだ記憶に新しい東京エレクトロンとアプライド・マテリアルズの経営統合について書かれています。
また、P.3には投資先企業の主なニュースをまとめたものもあります。
こういうのがあると振り返りしやすいですよね。
【Process(投資プロセス)】
投資先選びのプロセスがP.7で紹介されています。
仮説に始まり、データの分析、面談などによる見えない価値の判断などを得て投資委員会で組入銘柄を決めています。
P.2の糸島さんの報告を読むと数銘柄が投資委員会で継続審議中となっているようです。
【Portfolio(ポートフォリオ)】
コモンズ30ファンドでは基本的に全ての銘柄を均等な配分で購入しています。
今月から組入上位10社について概要とともに紹介されるようになりました。
株式:現金比率、未来コンセプト別構成比が紹介されています。
【Performance(運用効果)】
これまでの運用成績がP.2に記載されています。
基準価額ベースでのパフォーマンスが確認できます。
年金基金が評価するようなシャープレシオやインフォメーションレシオ、アクティブ・リスクについてはイボットソン・アソシエイツ・ジャパンが運営している 投信まとなび で確認できます。
【その他】
コモンズレターの見どころはこれだけではありません。
コモンズ投信の社会を良くする活動SEEDcapでもコーナーが出来ました。(P.5)
記念すべき第一回目は今年、SEEDCapで応援することになったNPO法人マドレポニータです。
新たなNPOや社会起業家との出会いがコモンズレターから生まれるかもしれません。
マーケティング部でも1ページ持っています。(P.6)
お客様の声や顧客数の推移の他にマーケティング部からのメッセージも書かれています。
とにかく見どころ一杯になったコモンズレター。
投資家に知ってほしいという気持ちが伝わってくる内容に一新されました。
これまで月次報告書といえば鎌倉投信の結い2101がとび抜けた存在だと思っていましたが、こちらもかなりいいものが出来たと思います。
投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤーの月次報告書部門があれば間違いなくポイントを割り当てたいファンドです。(報告書のアワードというのもやってみたいですね。企画してみようかな。)
コモンズ30ファンドはコモンズ投信からの直販の他に以下の販売会社でも購入できます。
2013年9月末のポートフォリオ ― 2013年10月03日
2013年9月末のポートフォリオです。
9月はソーシャルレンディングのmaneoで4案件に投資しました。
当面の目標としていたポートフォリオの5%に近い金額になったこともあってとりあえずは償還待ちです。
また、10月1日にmaneoの妹尾社長が取締役ファウンダーとなり、瀧本副社長が社長になる人事が発表されました。maneoのポテンシャルをこれまで以上に引き出す人材への交代という事ですが、ブログを見ている限りあまりいい印象を持っていません。
妹尾さんが起業した想いに共感していた部分もあったのですが、しばらくは新社長をサポートするという表現でしたので経営からも離れてしまうのかな?という感じもあり、これ以上の新規投資はしばらく見送りつつ様子を見たいと思います。
また、東京海上・物価連動国債ファンドを追加購入しました。
【2013年9月末時点のポートフォリオ】
【2013年9月末時点のポートフォリオ(詳細版)】
【積立中の投資信託】
毎月積立しているファンドに変更はありません。
・結い2101(鎌倉投信)
・ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
・コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
・セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
・大和マイクロファイナンス・ファンド(東京海上アセットマネジメント)
第1回k2k2ダービーで優勝しました ― 2013年10月02日
rennyさん主催で開催されていた第1回k2k2ダービーで栄えある初代チャンピオンになりました!
第1回ダービーを制した栄誉をありがたく頂戴します。ありがとうございます!
結果はこちら
ポートフォリオ全体では+10.02%の385,174円でした。(元本350,000円)
ひふみ投信が+12.68%、セゾン資産形成の達人ファンドが+11.34%を始めとして投資した5ファンド全てがプラスで終わりました。フロンティア株はもう少しやってくれるかと思ったんですが・・・
半年で+10%というのは積立投資としてはかなりいい成績でした。
株式100%のポートフォリオが相手だったので正直トップは難しいだろうと思っていましたが、いい具合に波乱もあり、ちょうどいいところでゴールできました。
キレ味はないけれどもしぶとい足を使えるいいポートフォリオだったと思います。
結果的にトップ回数も最多、平均順位も2.35と出来すぎなくらいの成績でした。
なにより、このポートフォリオは自分が運用している投信ポートフォリオのミニ版なのでこの結果は嬉しかったです。(とはいえ、自分が何かした訳ではないんですけどね)
第2回k2k2ダービーはせっかくなのでポートフォリオを変えて参戦しましたが、個人的には第1回優勝ポートフォリオも勝手参戦して比較してみたいと思います。
ちなみに第2回k2k2ダービーにエントリーしているポートフォリオのバックテストでは
+11.72%の392,113円でした。
V2目指してオーナー席からじっくり見守りたいと思います。
第2回k2k2ダービーへのエントリー ― 2013年09月26日
rennyさん主催のk2k2ダービーの第2回大会にも続けてエントリーをすることにしました。
第2回のルールはこちらです。
いままさに佳境に入っている第1回k2k2ダービーでは実際に自分が運用している投信ポートフォリオのミニマム版で参戦しましたが、第2回はコストは高いものの、それだけで投資対象外としてしまうには惜しいと思われるアクティブファンドでポートフォリオを組みました。
【積立内容】
楽天証券
スパークス・新・国際優良日本株ファンド【愛称:厳選投資】 12,500円
三井住友・中小型株ファンド 12,500円
朝日Nvestグローバルバリュー株オープン【愛称:Avest-E】 12,500円
カブドットコム証券
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープンA【愛称:健太】 12,500円
【ポートフォリオ比較】
第一回はひふみ投信、結い2101、コモンズ投信、セゾン資産形成の達人ファンド(の一部)と日本株に72%もの比率が割り当てられていました。ひふみ投信や結い2101などのもつキャッシュが16%あったこともあり、割りと安定した値動きをしていました。
第二回はスタンダードに国内株式と海外株式を半々にしています。
ただし、日本株式は大型と小型を半々に分けました。
外国株式はAvest-Eだけにしようかとも思ったのですが、リスクが高めなのでヘルスケアファンドの為替ヘッジ型を組み合わせることでリスクを抑えています。
信託報酬が高いファンドだけでポートフォリオを組んだのでプラチナプランと名づけての参戦。
第二回k2k2ダービーも頑張ります(ポートフォリオ内のファンド達が)
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