「クラウド型ファンド」セミナーin丸の内(3)鯖や 右田孝宜氏 ― 2013年11月03日
10月25日に大阪府が主催、ミュージックセキュリティーズが共催で「クラウド型ファンド」セミナーin丸の内が開催されました。
三社目はとろさば料理専門店 SABARファンドを募集中の株式会社鯖やの右田社長でした。
八戸沖でとれたとろさばのお寿司ということで仮にファンドに出資しなくてもなんからの方法で寿司は買いたいと思っていたのですが、実際に食べてみてあまりの美味しさに衝撃をうけました。
で、とろさば料理専門店SABARも大阪で成功したら東京に二号店を出店したいと考えているという話を聞いて出資を決断。東京出店を心待ちにしています。
右田社長のお話は大阪の社長.tvでも見ることができますので興味をもたれた方は是非一度見てみてください。 → 株式会社鯖や 右田孝宜(大阪の社長.tv)
■「クラウド型ファンド」セミナーin丸の内
日時 2013年10月25日(金) 19:30〜21:00
場所 東京21cクラブ新丸の内ビルディング
主催 大阪府
共催 ミュージックセキュリティーズ株式会社
皆さんにはまずとろさばの燻製を食べてみていただきました。
その方がきっと私の話をわかっていただけると思います。
私はサバ博士と名乗っています。
年齢は39歳ですが、サバを読んで38歳。
オーストラリアで回転寿司の店に就職し、2年間で13店舗まで拡大させました。
最終的にはスーパーバイザーと工場長を兼任するまでになり、これからは日本でお店をやろうと帰国しましたが、そこからは何をやってもうまくいかず30歳で始めた居酒屋がようやくうまくいきました。
そこで出していたのがさばの加工食品でした。
八戸沖のトロさばの美味しさを広めようとさばに特化した店を始め、今では駅弁や空弁なども販売させてもらっています。
最初に作った宅配ピザ屋さんが使っているようなバイクに大きなサバの模型を乗せた「サバイク」がきっかけで注目を集め、「サバばばーん」というCDも作りました。
それだけではなく、「家庭のさば」という本を自費出版して3月8日、サバの日に8000部配付もしました。
口の中にいれてしまえばこちらのものと、味に自信があったので積極的にメディアに出るようにしました。
最初はランチにさば寿司を販売していたのですが、ただでさえ大きなさば寿司を一本買うと一本プレゼントするようにしたところ、FAXがパンクするくらいに注文が殺到しました。
おかげで一瞬つぶれかけましたが、その後さば寿司を一本2000円に値上げしても注文が大きく減ることはありませんでした。
また、クレーム大賞というのをやっていてお客様からのいいクレームに対して表彰も行ってい、お客様の声に真摯に対応するようにしています。
わかりやすさ、インパクトを重視していますが、未来のお客様への働きかけも行っています。
サバをモチーフにしたキャンピングカー「サバス」で地域の学校に行き、実際に魚をさばいてお寿司を握ってもらいます。出来上がったら今日から寿司職人という賞状を渡したりして魚食文化になじんでもらっています。
八戸市のとろさばがノルウェーのサバに負けないように、とろさばとの新たな出会いの場としてサバーランドというのを作りました。
うちで扱っているとろさばは船凍さばといって日本で5隻しかない巻き網で獲られたさばを船内で生きているうちに冷凍してしまう貴重なさばです。
今回ファンドを募集させてもらっている「とろさば料理専門店SABAR」ではとろさばを日本だけでなく世界中の料理にして提供します。
また、八戸市のある青森県の食材にもこだわっています。
まずは大阪の福島に一号店を出店し、いずれは東京の築地、名古屋でも市場の周辺に出店したいと計画しています。
講演の後は試食もありました。
本当にびっくりするくらい美味しかったです。
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