ツムラ漢方記念館見学2012年04月01日

鎌倉投信いい会社ツアーでツムラ漢方記念館を見学してきました。

一般公開されていない施設なのですが、今回はガイド付きで見学させていただいたので展示物などもよくわかりました。

1Fには「漢方医学の概論/歴史」コーナーが。
ここで漢方の歴史も学べます。基本的な古典として「神農本草経」「黄帝内経」「傷寒雑病論」。
紀元前には体系だてられた書物が作られていたってのが凄いです・・・。

写本の展示も。

そして漢方の原料の展示コーナーも
意外なものが漢方の原料だったりと、楽しくお話を聞かせていただきました。

2階では漢方に関わる薬研や乳鉢など器具などの展示も。

百味箪笥。
毒物や高価なものは真ん中の施錠できるところにしまいます。
箪笥の本物と偽物を比較させていただいたのですが、偽物は合板製で安っぽいつくりなのですが、比較対象があるからわかるのであった、それしかなかったら信じちゃうかも。

2Fの展示コーナーでは漢方の原料を直接触れられるコーナーもあります。
ポピュラーな人参から初めて見るものも。そして 匂いが強烈なものも・・・。
12年ものの人参は専用ケースに納められていましたが、300万円するとか。
年をとれば効果が高いという訳でもないらしいですが、高いものになるとマンションが買える値段のものもあるそうです。

竜骨。これはなんとマンモスなど大型哺乳類の化石だそうです・・・。

ツムラ創業時からの婦人薬の「中将湯」の広告も面白いです。

昼食のお弁当では鎌倉投信らしく、ワリバシカンパニーの間伐材割り箸が。
運用責任者の新井さんが間伐材割り箸の説明と、食べ終わった後の割り箸を回収してオガコにして、酪農家に売るといったサイクルについて説明されていました。

漢方記念館の見学は残念ながらじっくり見ている時間がありませんでしたが、いつかじっくり見学してみたいなと思ったのと、外にある生薬畑や工場見学なんかにも興味があります。

館内の見学は4チームに分かれていましたが、自分がいたチームはA-1班という事で館長さんが担当でした。とにかく知識がすごいのと、説明がフレンドリーでわかりやすく楽しく見学できました。

他のツムラの社員さんも皆さんホスピタリティが素晴らしく、とても居心地が良かったです。
芳井社長のお話も良かったのですが、いい会社の社員さんからはいいオーラがにじみ出てますね。

帰り道で社員さんにお話を聞いても、社長を褒める言葉が自然に出てくるところがやっぱりいい会社なんだなぁと。普通なかなか社長のいい話を社員さんが話さないですもんね・・・。

ツムラ さん、本当にいい会社でした。

撮影:RICOH GXR + RICOH LENS A16 24-85mm

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