全国市町村職員共済組合連合会がMSCI ESG指数をベンチマークに採用 ― 2012年03月25日
全国市町村職員共済組合連合会が年金運用のベンチマークとしてMSCIのESG指数を採用したそうです。(→こちら)
ESG指数に関しては結局お金をたくさん持っている大型株が選ばれているだけだったり思うところはありますが、ただの時価総額加重インデックスよりはいいのかな?と思います。
年金運用という長期視点で運用されるお金についてはもちろんパフォーマンスも必要ですが、いい社会を形成するために力を発揮している会社にお金をより多く振り向けることが必要だと考えています。
実際は年金運用も素人がよくわからないまま上に説明のつきやすい商品を買っている現実があるようですが。
ノルウェーの政府年金基金なんかも国民のお金を投資するにあたり、それが世界の付加価値改善に寄与しなければ意味がないとまで言っていますので本来年金基金とESG投資は相性がいいはずなんですけどね・・・。
年金基金という多額の資金を回せる会社という事で考えてしまうと、どうしても大型株が対象になってしまうという点がESG指数に対して自分がなんだかなぁと思う原因なのかもしれません。
そういう意味ではESG指数でも小型株を対象にした指数なんかが生まれてくるといいな。
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