コモンズ投信が教育積立資金の有効活用を求める有識者会議を立ち上げ2012年06月05日

コモンズ投信が教育積立資金の税優遇と企業経営の資金として有効活用する仕組みを探る有識者会議を立ち上げました。


民主党の成長ファイナンス戦略でも世代間資産移転促進制度として教育資金と不動産が検討されていますが、この流れで親や祖父母が子や孫のために長期投資を非課税で行うことを求めていくものと思われます。

金融資産の多くが高齢者に偏っている現状を変える一つの手法として、そして投資マネーが市場に流れることによる活性化が見込まれます。

日本だと教育資金は学資保険が圧倒的な人気を集めていますが、教育資金という性質を考えると投資を組み合わせてもいいように感じます。投資対象は株に限定する必要もないわけですし、長い目線で付き合ってくれる資金というのは企業にとってもありがたい存在だと思います。

この有識者会議の想いはコモンズ投信会長の渋澤さんが日経のマネーブログに投稿した記事が詳しいです。


制度が実現したあかつきには、401kのようなグループ会社の商品で固めたり、参加するためにお金を積まないといけないような閉じた世界にならないといいなと思います。