ファンド観測:ひふみ投信(2012.09) ― 2012年10月20日
今月も9日に開催されたひふみアカデミーに行って来ました。
(少し前の話題ですいません・・・)
最初の30分はUstreamで配信されています(→こちら)
月次レポート「ひふみのあゆみ」(→こちら)
【9月の売買動向】
9月は二重の意味で予想を外した。
QE3は無いと予想してポートフォリオを組んでいたが、9/13にQE3が発表されたため大型株や輸出ハイテク株を組み入れた(日立製作所、日産自動車など)。しかし、その後中国との関係が悪化して株式市場は急落した。
結果として従来から組み入れていた内需・小型中心のポートフォリオが功を奏することとなった。
【その他】
京都銀行の組入れは京都銘柄で任天堂の大株主という意味合いもある。
これまで任天堂からの配当で業績を後追ししていたが、今後は純粋に金融機関としての業績に。
任天堂が反発するような事があったらそれはボーナスとして市場から評価されるのでは。
今後の見通しはしばらくボックス相場が続くと見ている。
ひふみ投信はボックス相場が得意なのでこれから年末にかけていい結果が出るかも。
ひふみ投信はテーマよりも個別企業を見てポートフォリオを構築している。
そして、10月1日にひふみ投信は設定から4年を迎えました。
11月に東京、大阪、名古屋で運用報告会が予定されていますよ。(→こちら)
【2012年9月末現在の組入上位銘柄】
【概要】
過去1ヶ月 2.65%
過去1年 8.45%(R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 5位)
過去3年 12.07%(R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 2位)
純資産総額 26.05億円
組入銘柄数 72(前月比+6)
株式比率 88.41%
現金比率 11.59%
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