投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2012の詳細分析2013年01月14日

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2012の全順位が発表になりました。(→ こちら
そこで今年も、このアワードを別の角度から分析してみたいと思います。
 昨年の記事はこちら その1 その2

【ファンド別・投票人数順】
投票人数順では外国株式インデックスeがトップに立ちました。
VWOやセゾンバンガードといった今年ランク外だったファンドも10位以内に復活しています。
ランク外とはいえ、幅広い人から支持を集めていたことがわかります。

【ファンド別・支持率順】※投票者1名のファンド除く
獲得ポイントを投票人数で割った支持率順です。
どれだけそのファンドを熱烈に支持したかがこの値でわかります。
こちらではVTがトップ。3位にひふみ投信、4位に年金積立インデックスファンド新興国株式がランクアップしている他、10位に野村の外国REITファンドもランクインしてます。

【運用会社別・ポイント順】
運用会社別の獲得ポイントです。
SMTシリーズと旧CMAMシリーズで合計13本!がポイント獲得した三井住友トラストが圧勝です。


【運用会社別・人数順】
投票人数順だと2位が三菱UFJ投信になりました。
国内ETFとeMAXISシリーズが幅広く支持を集めています。

【運用会社別・支持率順】※投票者1名のファンド除く
今年はバンガードが支持率トップになりました。
以下はレオス、鎌倉と直販2社が続きました。
三井住友トラストはSMTシリーズなど幅広く支持を集めた反面、支持率は低くなっています。
全般的に支持率は昨年より低調で、分散して投票した方が多かったようです。

【投資先資産別】
世界株がVTの復活で大きく比率を伸ばした反面、日本株は昨年の30%から25%へと比率を落としました。


【インデックス・アクティブ比率(ファンド分類別)
全投票ポイントに占める比率ではアクティブファンドの比率が昨年の27%から22%に減少しました。
インデックスファンドが48%から51%へと過半数を超えた他、海外ETFが10%から16%へと増加しました。

来年はどうなるのでしょうか?楽しみです。

今年のインデックス投資ナイトはI-1グランプリや座談会が過去最高に盛り上がっていましたし、このアワードは別開催にした方がいいのではというのが、かねてからの自分の考えです。

今は時間の関係で発表と表彰だけで終わっていますが、例えば発表した後にゲストやブロガーがトークするなど、このアワードも単体で十分盛り上げられる素質を持っていると思います。

また、別開催にすることでインデックスファンドやETFへのアワードだというよくある勘違いも避けられるのではないでしょうか?

コメント

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://shintoko.asablo.jp/blog/2013/01/14/6690333/tb

_ これが我が家の生存戦略 - 2013年01月17日 00:46

――当ブログに初めてお越しの方はコチラからご覧ください――タイトルのとおり、第五回インデックス投資ナイトという「(インデックス投資など)個人投資家の個人投資家による個人投資家の為のイベント」に参加してきました。⇒インデックス投資ナイト公式サイト詳細なまとめやイベントレポートは各所投信ブログにてイベント当日夜から(はやっ!)バンバンアップされており、当ブログのような「(更新さえも)のんびり、ゆったり」なポジションから同じ事をしても意味がありません。なので当ブログ視点でのイベントの楽しめた点を紹介する事とします。