コツコツ所沢#13を開催しました2013年07月25日

7月21日(日)にコツコツ投資家がコツコツ集まる会 in 所沢(略称:コツコツ所沢)#13を開催しました。
(そういえばその日はブログ開設10周年でもありました)

今回は7名での開催となり、初参加の方を含めて3時間30分たっぷり話しました。
お店はいつものパスタ・デルフィーノさんです。


今回の話題です

・バリュエーション表から日本の労働生産性について
 ・現場ではかなりがむしゃらにやっているが・・・
 ・現場と経営は違う。海外赴任の経験からも日本は経営がまずいのでは。

・確定拠出年金、NISAの導入背景について
 ・貯蓄から投資への流れで誕生している
 ・確定拠出年金を従業員がしっかり理解しているか問題がある
 ・商品ラインナップだけでなく、制度のどこまでシステム上再現してるか確認してからでも遅くない

・投資信託の運用報告
 ・公募投信の運用報告は法律に書いてあるからがベースで全然投資家に伝わらない
 ・年金基金ではファンドマネージャーもしくは営業経由でファンドマネージャーから報告がある
 ・運用報告会を開催しているファンドもあるが

・ブラックだろうが株価が上がる会社はいい会社?
 ・自分の利益だけでなく会社を選ぶ視点が必要ではないか
 ・議決権もしっかり行使して欲しい
 ・機関投資家にもPRI(責任投資原則)などがある

今回プレゼントしたのは以下の2冊です。

『投資家が「お金」よりも大切にしていること』 藤野英人
『「増やすより減らさない」老後のつくり方』 平山賢一

次回のコツコツ所沢は9月を予定しています。
参加下さった方、ありがとうございました。また、機会があれば参加下さい。

コメント

_ タカちゃん ― 2013年07月25日 22:16

ブラックであろうが株価が上がれば良い会社なのかは考えないといけないですね。
古いケースではグローバリー(商品先物会社)の場合は、違法な経営で客を大損させる「客殺し」と呼ばれる事をしてまで利益追求していましたし、当時はブラック企業としても知られていました。
株価は一時期は5000円台を付け、株主優待には金貨も貰えたので株主には魅力がありましたが、結局は逮捕者まで出て上場廃止になった会社でした。
もっと古いケースでは水俣病患者を出したチッソの事例もあります。

企業は利益が出なければ生きていけないのは事実ですが、やはり我々が議決権の行使や良質なアクティブファンドを育てるなどで経営側にも規律を求めていく事が重要ではないかと考えています。
ブラック企業を出したり、客に大損をさせるなど、そんな事をやっていては日本が本当に危なくなると危惧しています。
やはり投資家である我々がしっかりしていないとダメなんですね。

_ 2ちゃんねるのさわかみスレを代表して ― 2013年07月25日 22:31

ブラックに投資するファンドといえば、さわかみファンドが上げられますかね。去年は、事故を隠蔽しようとして、工場爆発事故にすぐに対応できずに、消防士など30人近くの死傷者を出した会社があり、さわかみファンドは事故後に即座に買いを入れてましたね。
こういう企業は、短期的なリバは来ますが、結局株価はなかなか上がってないですね。さわかみファンドは曲げるので上がっていないかもしれませんが。
やはり、ブラック企業は株価があまり上がってませんね。さわかみのようなブラックに多めに投資するよりも、真面目に企業経営しているところを選んだほうが、結局株価も上がりましょう。

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