妖怪だるまを現物分配でいただいちゃいました!2013年08月10日

鳥取県境港市の地域振興として元参議院議員の田村耕太郎氏が発起人となって妖怪だるまのファンドが立ち上げられました。ミュージックセキュリティーズでファンドが募集され、nendoがデザインした妖怪だるまが制作されたのですが、残念ながら売上は伸びず第一弾の12種類で販売は終了しました。

ファンドは既に償還済みで一口3万円に対して21,647円(-27.84%)が返ってきました。
でも、このファンドはこれで終わりません。元本を割れた場合は現物での分配があるのです。

今回、一口あたり3体の現物分配と追加投資家特典としての妖怪だるまをいただけるという事で合計10体の妖怪だるまをいただきました。

ずらっと並べてみるとかわいいです!


目玉の親父&鬼太郎

猫娘&ぬりかべ

子泣き爺&砂かけ婆

うわん&一つ目小僧

朱の盆&ぬらりひょん

お金の上ではマイナスでしたが、だるまもたくさんいただけたし楽しいファンドでした。

ミュージックセキュリティーズのファンドへの投資(2013年7月)2013年08月03日

ミュージックセキュリティーズのファンドへの投資と償還されたファンドについて紹介します。

■ 投資したファンド
あまちゃんの舞台にもなっている岩手県久慈市の旧山形町地域で育てられる南部牛をルーツとする赤身の美味しい山形村短角牛を育てている総合農舎山形村に投資します。総合農舎山形村は1994年に大地を守る会、新岩手農業協同組合、久慈市(旧山県町)の三者の出資によって設立された会社です。
これまで主に首都圏に出荷されていたのですが、東日本大震災の後短角牛や加工品の注文が減少しており、三期連続で赤字となっています。ファンドの資金を使って短角牛の仕入れや製造設備への投資を行うことで新商品の開発などを目指します。
 売上計算期間      :営業開始日〜5年間
 リクープ前配当率    :売上の4.5% ※投資家の元本回復前の配当率です
 リクープ後配当率    :売上の4.5% ※投資家が元本回復後の配当率です(投資家の利益分)
 事業計画上の推定リターン:+15.12%
 特典          :出資口数に応じておすすめ商品詰め合わせ、割引販売、イベントなど

■ 償還されたファンド
カンボジアONE 為替変換前 +7.97% 為替変換後 +24.58%
カンボジア2   為替変換前 +7.62% 為替変換後 +17.20%

カンボジアのマイクロファイナンス機関SAMICへ3年間投資するファンドが無事3年を終えて償還されました。ドル建てでは利益が出ているのけど円高でマイナスになるのかな・・・と思っていたらアベノミクスによる円安でしっかり利益が出ました。

全量純米蔵ファンド2009 -5.13%

純米酒づくりのもととなる酒米、阿波山田錦を共同購入する資金を調達する全量純米蔵ファンド2009も償還を迎えました。残念ながらマイナスリターンになっていますが、特典でもらった日本酒を加算すると元は取れてます。更に元本割れ分については純米酒で分配がされる仕組みになっているためどのように分配するか協議されるということです。美味しい純米酒を作ろうとしている酒蔵さんの力になれたというのも嬉しいファンドでした。

■ 届いた特典
my pandaファンド
ファンドは既に償還を迎えましたが、今後も出資者と関係を継続するためという事で金メダル会員バッヂが届きました。渋谷パルコ店でこのバッヂ着用で買い物に行くと全品10%OFFになるそうです。こういうの嬉しいですね!

琵琶パールファンド
琵琶湖での真珠養殖を復活させようとしている齋木産業さんをファンドを通じて応援しています。出資記念として母貝となるイケチョウガイと無核真珠のストラップが送られてきました。イケチョウガイは1個で1日200リットルの浄化作用があったり、寿命が20年ほどでその間は再利用も可能(琵琶パールは3年の畜養期間)、更には酒肴として食べることもできるそうです。すごい!三年後、琵琶パールがどんな風に育っているのか楽しみです。

ワリバシファンド事業報告会に参加しました2013年07月15日

7月12日(金)に吉祥寺にあるタイヒバンというお店でワリバシファンドの事業報告会が開催されました。
(ちょうど当日はワリバシファンドの二期目の決算も発表された日でもありました。)

参加者は9名。自己紹介を一通りした後、タイヒバンのオーナーの池田正昭さんからお店のコンセプトの説明がありました。池田さんはワリバシカンパニーの初代代表で取締役でもあります。

タイヒバンは飛騨で活動しているLife in Peace(仕組みが歌でわかる動画)のコンセプトショップでバイオバランスと呼ばれる特別な乳酸菌を与えて育てた家畜の糞と使用済ワリバシを粉砕して作ったオガコでできた「すごいタイヒ」で作られた美味しい野菜などが食べられます。

事業報告会はそんな美味しい食事を食べながら開催されました。(後から追加料金でバイオバランスを与えられて育てた牛の美味しい肉のコースを追加注文しましたが、たくさん食べたのに翌日全然胃もたれしませんでした。すごい!)


店の真ん中には全く匂いのしない「すごい堆肥」が置いてあります。ちなみに周りを囲っているのは割り箸作りで生まれる端材だそうです。

ほんとに全く匂いがしません。すげー!

柱を飾っているのも割り箸の端材です。こんなところにもこだわりが。

続いて、ワリバシカンパニーの竹本吉輝社長からここまで二年間の事業報告がありました。


この二年は国産割り箸が徐々に無くなっていった二年間でもありました。悪戦苦闘七転八倒して腹に落ちてきたこともあります。


まず、一年以内に生産体制を整える計画がライン作りに一年半かかってしまい、ラインが出来ていない為に出荷量もコストも計算が出来なかった面がありました。これまではそもそも戦えていませんでした

皆さんからお預かりした資金も原木の購入に計画通り使えていない状態ですので、森にも皆様にもお金を戻せるように今後はしっかりとやっていきたいです。


BtoPでは防衛省向けに大口の納品があった他、それをきっかけに行政向けの防災備蓄用品のカタログにも掲載され、備蓄の補充用ということで安定して受注があるわけではありませんが徐々に受注も入るようになりました。

BtoBtoCでは生協のカタログへの掲載があり、一般個人への販売も進んでいます。


BtoBでは大手給食委託会社への納品、Cafe MUJIでの採用、飲食店や弁当、オーガニックカフェなどへの採用が進んでいますが、一方で間伐材割り箸への切り替えのネックになっているものに既存の箸や洗浄設備からのスイッチコストやオペレーション上の問題などがあります。


企業のCSR活動のノベルティグッズとしての利用にもワリバシカンパニーが営利企業であることが問題になったりするそうです。CSR活動としてはできるだけNPOから仕入れたいと・・・

そういった諸々の問題はこれまで二年間営業活動してきた中でだいぶわかってきており、ただ間伐材割り箸を作って売るだけでなく、購入する側がすんなりと購入できるように周りも固める活動を着々と進めているそうです。


森の手入れとして間伐を進めるためには山主さんを説得して全体として管理を行ったり、ただ材木を出荷するだけでなく最終製品に加工して販売することでしっかりと間伐材の利用先を確保して安定的に森の手入れを行なっていくという西粟倉村での百年の森事業にも通じるところがあるなと感じました。


営業の村上さんからもお話がありました。

これまではこちらから営業をかけるのが中心でしたが、今年に入って先方から間伐材の割り箸を探していたんだと問い合わせが入ってくる事も増えてきており、徐々に風向きが変わりつつあると感じられるそうです。


質疑応答でも参加者から積極的にこんな方法はどうだろう?という提案がなされ、活発な意見交換がありました。使用済み割り箸を捨ててしまうのがもったいないのでなんとか回収できないのか?という声にもまだ実現はしていないものの実現できるように取り組んでいるという話がありました。

その中でゴミの分別が進んだ結果、燃えるゴミの水分が上がってしまい、石油を使って燃やしている現状からするとかえって割り箸が入っていた方がカロリーベースで考えるといい面もあるという話を聞いてなるほどな〜と。

物事を一面からだけ見ていたのでは気づかない部分がありますね。


最後に竹本さんから国産間伐材の利用をかつてきた道に戻すことはできないという力強い言葉がありました。

会が一旦お開きになった後も他の参加者の方と23時近くまで話していましたが、こういった他の出資者との交流も楽しいんですよね。

まだオープンには出来ない話ですが、国産間伐材ワリバシの普及に向けた大きなムーブメントを起こそうとする計画も進行中です。ワリバシファンドとしてはあと1年間ですが、ワリバシカンパニーの挑戦はその後も続きます。

なんとか日本に間伐材の割り箸を復活させて森の手入れが進んで、日本の森林が元気になるように応援し続けます!

ドラゴンフラワーズから出資者特典の季節の寄せ植えが届きました2013年07月07日

うちの奥さんが宮城県岩沼市のドラゴンフラワーズさんを被災地応援ファンドで応援しています。

津波によって営農施設は全壊し、ハウスを建て直して再建を目指したものの地下水の塩分濃度が上がってしまいせっかく植えた苗が枯れてしまうという事も起きてハラハラしましたが、その後水道水を混ぜることで花苗の栽培を再開しています。

そしてついに出資者特典の寄せ植えが届きました!


復興に向けた苦労を出資者として見守って来ただけにこういった形で復興に向けた”形”が届くと良かったな〜と思います。

花の売れ行きも弾みがついてきたようです。
これからも応援していきます。


マルトヨ食品のさんまバジルと斉吉商店の炭火焼牡蠣オリーブ漬けのパスタ2013年06月30日

ミュージックセキュリティーズの被災地応援ファンドで応援しているマルトヨ食品さんから出資者限定商品開発用セットが届きました。(奥さんが出資してます)

マルトヨ水産さんの開発中の新商品について実際に食べてみて意見をマルトヨ水産さんに回答するという取り組みです。

早速その中の一つさんまバジルを斉吉商店さんの炭火焼牡蠣オリーブ漬けで和えたパスタと一緒にいただきました。

さんまバジルはフライパンで焼くだけの簡単調理。
他にみりん干しと旨麹漬けもあるので来週のおかずにしたいと思います。

炭火焼牡蠣オリーブ漬けはいつもパスタにしてますが、今日はトマトも一緒に炒めてさっぱり目のパスタに仕上げてみました。