池内タオルの新製品発表会 ikt2013S/S Previewに行って来ました2012年11月17日

11月15日に池内タオルさんの新製品発表会「ikt 2013S/S Preview」が開催されました。


日時:2012年11月15日(木) 19時〜21時

場所:りせっとカフェ フォレスタ虎ノ門店


コットンヌーボーにちなんでボージョレ・ヌーボーの解禁日に昨年に続いて開催されました。


最初にオーガニックのボージョレ・ヌーボーで乾杯をして軽く歓談した後、池内計司社長とコットンヌーボーのプロダクトデザイナーの佐藤利樹氏によるトークセッションという流れでした。

様々なコラボモデルが予定されているという事で、ゲスト・スピーカーも多彩でした。


約1時間にわたって色々な人が話して楽しい会でした。

それにしても色々欲しいものがありすぎます・・・。


池内タオルさんには風で織るタオルファンド2012を通じてコットンヌーボープロジェクトを応援しています。もともとは鎌倉投信の受益者総会で知った会社ですが、多くの人に愛されていていい会社だなと思います。


来年2月の発表会ではコットンヌーボー2013の製品版もお披露目になると思うので、どんな風合いで登場するのか楽しみです。




コットンヌーボー(→http://www.ikeuchitowel.com/community/cn2012.html


2011年からコットンヌーボーというプロジェクトを始めた。

オーガニックゆえの品質のばらつきを生かして毎年違うタオルをつくる。

とれたてのコットンでタオルを作るという事から「コットンヌーボー」と名付けた。

2年目となる2012の発表会も今日と同じ場所で行った。


昨年はカンブリア宮殿で池内タオルが取り上げられた影響もあって発売前に第一ロットが完売。

今日までほとんど店頭に並ばない状況が続いている。

最初はミュージックセキュリティーズの真心資金で3tのコットンを買い付けした。

昨年は三倍の9t。本当はオーガニックコットンは急に買い付けを増やすのは良くない。

ただ、今年はヨーロッパが自分たちが考えているよりも状況がよくないため仕入れることができた。


今年に入ってからも2011が欲しいという声が多かったので、2012は少し作って置いておこうかと。

2012の最終予約は11月20日(火)まで



2012からカラーも増やした。

タンザニアに実際に行って見た景色をイメージした色。

オーガニックなので染めるのに抵抗がある人もいると思うが、オーガニックだからいいというのではなく、人が使うものだからカラーの方が楽しんでもらえると考えている。


池内タオルでは堂々と化学染料を使っても安全は確保していると言っている。

化学染料を使って染めるが、身体に問題はないようにして、しっかり検査もしている。

染めた後の水も優しく。処理場を作っている。協同組合で。


コットンヌーボー2013はシンガポールを通過して今治へ。

来年2月11日から販売開始。

2月8日 池内社長の誕生日でコットンヌーボー2013のお披露目会を開催する。

2月11日 池内タオルの創立60周年。ホワイトのみ販売発売。

2月28日 カラー商品も販売開始。



ブランドストーリー(BS日テレ)

この時はカンブリア宮殿効果でほとんど商品がソールドアウトしている中のオファーだったが出演した。

世界の一流ブランドを紹介する番組でダンヒルなどの中に突然池内タオルが登場している。

番組スタッフも池内タオルへの思い入れがある人達だった。



リーメイタンザニアの責任者来日 

リーメイのタンザニアbioreの責任者が5月に東京に来た。

コットンヌーボーではここの綿糸を使っている。

徹底してオーガニックにこだわり、畑だけではなく工場でもオーガニック専用レーンがあって混ざらないようにしている。

他にも農家に堆肥の作り方なども指導している。

この時ののお土産がすごかった。オーガニック100%のポロシャツ。

今日来て下さった方へのお土産もすごいが。

シリアルナンバーでどこの畑かわかるの羨ましい。

来年から(2014)は出来るようにしたい。

Google Earthなどで見たら感動するのでは?



今治タオルショップ南青山店


池内タオルも色々置いているが予約待ちの状況




佐藤:

南青山に今治タオルショップが出来たことを知らなかった。連絡がなくちょっと寂しい・・・

建築家仲間から知った。



タンザニアに井戸を寄贈

コットンヌーボーの売上から。20年で20本が目標。

ちょうど昨日二本目の井戸の送金をした。

乾期は水くみに遠くまで行く必要がある。

井戸が出来ると近くの村から人が集まってくる。約1000人くらい。



ラジオ出演


ラジオ深夜便(NHKラジオ)

朝4時からの番組でこれまでとは違う人達が聴いている。一旦今治で録音したが、ファンの多い番組で東京のNHKの責任者が全て聞いて放送するかチェックしている。

問題があると言ってきたので何かと思ったら雑音が入ってしまっているので東京で再録音したいという事だった。そこで、東京で再収録したバージョンが放送された。おかげでものすごくクリアな音で放送された。


久米宏ラジオなんですけど(TBSラジオ)にも出演。

実はニュースステーションで取り上げられたのが始まり。

久米さんはそのことを忘れていてカンブリア宮殿を見て感動して翌日新宿伊勢丹に並んだらしい。



エコトワザ(→http://ecotwaza.com

リーメイの取り組みについてエコトワザというサイトの大塚さんが取材した。

現在英語版の記事が公開中。(→こちら



リーメイはインドとタンザニアでオーガニックコットンを手がけている。

元々はコットンを手がけていたが、農家の支出の殆どが農薬である事に着目してオーガニックではどうなるか?というのが始まり。

リーメイの日本への輸出は二位になった。どこかがたくさん買っているから。


取材の中で感動した言葉。

我々はインドの農家のためにやっているのではない。一緒にやっている。道で倒れた人がいたら助けるのは当たり前の事。それと一緒で特別な事ではない。

池内社長もうちの株を全部もって欲しいと思うくらい素晴らしい会社。

日本のソーシャルビジネスとは違ってすごいことをさらっとやってのけている。


今週の日曜にソロモン流でコットンヌーボーが紹介されるのでぜひ見て欲しい。


タオルソムリエ

1001番目のタオルソムリエとなったマスダさん。



タオルソムリエも今年で1000名を超えそうという事で、シリアルナンバーが付くようになった。

絶対合格して1001番目を取ると言っていたが、本当に実現した。

仕事は繊維関係だがタオルとは直接の関係ではない。

池内タオルが好きで、タオルマニアになってあちこちでタオルを触っている。

それが高じてタオルソムリエに。

自分が子供の頃にとても気に入っていたタオルがあって、親が捨てようとしても泣いて拒否したりしていた。

そのタオルは特に素晴らしいタオルという訳ではなかったと思うが、自分にとっては特別なものだった。

タオルは生まれた時と亡くなって最後に身体と拭かれるまでの間にそれぞれの人生がある。


池内:

似たような話をこの間聞いた。

石巻の人でそこの子供も池内タオルがすごく好きで学校に行くときも切り取ったものを身につけて登校していたそうだ。

津波で亡くなってしまったが・・・。



展示会


NYのショーに4年ぶりに出展した。

来年はNYのトレードショーでコットンヌーボーを紹介する。


エコプロダクツショーが今年最後の展示会。

昨年はカンブリア宮殿の放映直後で展示するタオルもない状態だった。

今年もあまり在庫はないが・・・。



和棉倶楽部(→http://med-inc.jp/jcc/


和綿倶楽部とのコラボ。二年目の今年は柿渋トップ染め。




愛情をたっぷり注いで筑波で育てている。今年で13年目。

出荷前の検品もとても丁寧にやりすぎて納品がギリギリに。

池内さんとコラボして二年目。

織りにくい糸だが、それは風合いが良いということ。工場長がチャレンジしているが織るのに時間がかかる。年内はかかりきりになるかも。

和綿とインド綿の半々。



オーガニックⅦ

ホテル仕様のタオル。

プロ使用の過酷な条件に耐えつつも赤ちゃんが舐めても安全という品質を維持した商品。

今日展示しているのはファーストトライアルモデル。



REBIRTH PROJECT (→http://www.rebirth-project.jp


龜石太夏匡さん。エシカル素材で国内生産にこだわる。来年3月発売予定。

三人兄弟でファッションをやっていたが、友人の伊勢谷友介に誘われて映像の世界へ。

10年たって「人類が未来の地球で生き残るために何ができるのか?」というプロジェクトを立ち上げた。

大人な反応が多い中、三年前にプロジェクトを始めるときに池内さんは面白いね!と言ってくれた。あれが

励みになっている。



タオルでジャケットなどを作った。

三年たってコラボの話をしたら、まだあまり内容を話していないうちからOKをもらった。本当にありがたい。



mastermind

どんなものに仕上がるのか?

黒くてスカルなんだろうけれども・・・

こちらは来年がラストイヤーでもある。



MOTTAINAIプロジェクト(→http://mottainai.info


環境にいいものを作ろうと環境循環型の商品を売っている。

とても売上がよくて、リアルなショップでも予約を受け付けている状態。



Re:KEYHOLDER

陸前高田の人が瓦礫からキーホルダーを作っている。

昨年の夏に作り始めて、だんだん技術が上がってきて今ではデザインも洗練されてきた。

特別に「ikt」と入れてもらったモデルを本日おみやげに。



和棉倶楽部の和てぬぐいも本日はおみやげに。

実は来年池内タオルは全商品を今治タオル認定&エコテックス認定とすることにした。

手ぬぐいは色落ちするものとして作っているが、それでは今治タオルとして認定されないため生産終了となる。