日経ヴェリタスで当ブログが紹介されました2012年11月21日

現在発売中の日経ヴェリタス11月18日〜24日版(第245号)のスマートライフ欄で当ブログが取り上げられました。

「投資家ブロガー 光る発信力」という題名で運用会社や証券会社、はたまた東証や金融庁までが投資家ブロガーに着目しているという内容です。

見開き2面の記事で、2ページ目に具体的に4名のブロガーさんが紹介されており、その中で自分は社会性重視の投資を探る投資家という事で紹介されています。

先月の社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)さんの勉強会で講師としてお話させていただいた事がきっかけで興味をもっていただき、取材のお話もいただいたのですが、このように大きく取り上げていただけるとは思ってもみなかったので嬉しいです。

ちょうど奈良の薬師寺門前にあるレストランファンド関係のツアーに参加中にヴェリタスの記事に出た事を知り、帰りの駅の売店で買って帰りました。

記事自体は日経ONLINEでも読めるのですが、良ければ御覧ください。

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薬師寺門前AMRITの奈良ツアー2012年11月21日

11月18日(日)に薬師寺門前AMRITとディープな奈良を堪能するツアーが開催されました。
薬師寺門前AMRITさんはミュージックセキュリティーズで和食レストラン開業資金を集めるファンドを募集中で、今回のツアーも実際にお店と奈良に来てみて欲しいという主旨のものです。
 AMRITを運営している(株)四縁の船津社長のお話はこちら

奈良に行くのは高専の研修旅行以来なので18年ぶり・・・。
せっかくなので土曜日から奈良に前泊してこのツアーに臨みました。(→こちら

ファンドにお金を入れる前にまずはお店に行ってみようと考えていましたが、実際に行ってみてとても満足のいくお店でしたので、帰ってきてからファンドも購入しました。

薬師寺

近鉄西ノ京駅に集合し、薬師寺へ。
薬師寺の方に建物や仏像、現在修復中の東塔のことなどお聞きしながら約二時間見学しました。

薬師寺大講堂
講堂という名前の通り、かつては学問を学ぶ場であったそうです。

薬師寺は法相宗の大本山にあたるのですが、法相宗というのは玄奘三蔵がインドから持ち帰った教えを継承するものだそうです。
玄奘三蔵院伽藍で平山郁夫さんが描かれた玄奘三蔵の旅をたどった絵も薬師寺の方の解説を聞きながらで見せていただきました。

薬師寺金堂
金堂では薬師如来像があるのですが、薬壺を持っていないのは古くからある仏教ではそういうものだったのでその名残りであるとか、他にも建築の際の西岡棟梁のお話、如来像の台座の話などこちらも色々勉強になりました。

薬師寺門前AMRIT

たっぷり薬師寺を堪能した後はAMRITさんでランチ。
以前は萬京という日本食レストランが入っていたそうですが、奈良の1200年祭を前に倒産してしまったため船津社長に声がかかったそうです。


そして、居抜きでイタリアンレストランを開業。
薬師寺が東京の企業にプロデュースを依頼してイタリアンレストランを開いたという事でテレビでも取り上げられたりしました。(→NHKニュースで放映された模様[YouTube]
まずはどういった形が奈良の人に受け入れられるか調べる意味で最初は東京のイタリアンの名店のシェフ(山田宏己氏、落合務氏、片岡護氏)を順番に呼んで価格帯や好まれる料理などを確認したそうです。

そういった試行錯誤を得て現在は5代目のシェフが腕をふるっています。

パスタ

メインは大和豚

デザートはシャーベットでした

料理も奈良の食材にこだわりつつも、本当に東京のお店に遜色ないレベルで美味しかったです。
そして一番感じたのが店員さんのホスピタリティが素晴らしいところ。
料理も美味しく、とても居心地が良かったです。


ちなみに、椅子はミュージックセキュリティーズで同じくファンドを募集しているマルニ木工さんの椅子を使っているそうです。(以前、入っていた萬京さんが使っていたもの)

西大寺

ランチの後はタクシーで西大寺へ。
こちらでもお寺の方に西大寺の歴史や仏像などの説明をたっぷり聞かせていただきました。
ただ、見学に行っただけではなくお寺の方のお話を聞けるというのがこのツアーの目玉でした。
それにしても、奈良のお坊さんは話が面白い!ところどころ笑いを織り交ぜながら話していただけるので結構長い話でも楽しく聞けてしまいます。


そして西大寺の目玉、大茶盛へ。

西大寺を復興した叡尊さんが延応元年(1239年)に西大寺の鎮守である西大寺八幡神社へお茶を献上し、それを周りの村人などにも振舞ったのが始まりだそうです。

部屋に入るとこういった飾りが置いてあります。


当時はお茶は高級な薬で庶民が飲めるような代物では無かったため、近隣の村人などがどっと押し寄せお寺の茶碗ではとても足りないという事で村人がたらいや鍋などとにかく大きな器を持ってきて、そこに入れてもらったお茶をみんなで回し飲みした様子がまるで酒盛りのようだったという事で大きな器での茶盛という事で大茶盛と名付けられたとか。

この飾りは季節柄クリスマスツリーという訳ではなく、大茶盛が初めて行われた時の様子を表しているそうです。

大茶盛に使う茶道具も笑っちゃう程大きいです・・・


お菓子も大茶盛用に作られた金銭菓という特別なものでした。

約3kgあるという茶碗で抹茶をいただきます。

だいたい、1つの茶碗で5人が回し飲みします。
1周で飲み干す・・・訳ではなく自分たちは3周目で飲み干しました。
(一人で2杯飲んだ方もいるらしい)

茶道が生まれる前の時代にできた習わしなので、堅いしきたりなどもなく楽しいひとときでした。

このツアーを通じて、なかなか普段体験できない事をさせていただき事前に思っていた以上に楽しかったです。また、今度ゆっくり奈良を観光したいです。

薬師寺門前AMRITファンド

このツアーを企画した薬師寺門前AMRITさんでは厨房をまだ半分のスペースしか使っていないこともあり、和食レストランをオープンする計画を持っています。
その開業資金と日本の伝統工芸を活用したオリジナル商品の開発費用をミュージックセキュリティーズのファンドを通じて募集しています。(2012年11月20日現在 104名が出資しています)

最大募集金額:2,385万円
最低出資金額:3万円/口
募集期間  :2012年6月1日〜2012年12月27日
会計期間  :和食レストラン営業開始日から5年間
分配方針  :リクープ前 売上高の4.0%、リクープ後 売上高の2.6%
投資特典  :1口当たり1.5万円分の優待券、オリジナル商品の50%割引購入、特別ツアーへの招待

詳細はこちらをご確認下さい。

ファンド観測:ひふみ投信(2012.10)2012年11月22日

ひふみ投信の月次レポートの内容を紹介します。

 ひふみアカデミー(→こちら
 月次レポート「ひふみのあゆみ」(→こちら

【10月の売買動向】
10月は9月に組み入れを行った大型株の一部を売却し、現金比率を高めました。
中国関連の売上比率の高い企業にとっては厳しい時期と見ています。
また、大型株の巻き返し相場が始まることに注意しつつ上昇相場が始まった際には乗り遅れないような対応を行います。

【その他】
11月24日には名古屋、12月22日には福岡でひふみ投信運用説明会が予定されています。
また、12月20日には東京でひふみ投信お客様懇親忘年会も開催されます。
これは新しい試みですね。

【2012年10月末現在の組入上位銘柄】


【概要】
 過去1ヶ月  2.20%
 過去1年   9.70%  (R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 9位)
 過去3年   13.50%(R&I騰落率ランキング 日本株アクティブ部門 2位)
 純資産総額  27.54億円
 組入銘柄数  66(前月比-6)
 株式比率   81.05%
 現金比率   18.95%


BBQ HOKKAIDOでプレ望年会2012年11月23日

11月22日、いい夫婦の日に吉祥寺にあるBBQ HOKKAIDOでプレ望年会がありました。

この日の午前中に三鷹で仕事があったので、ランチでも立ち寄りまずはスープカレーを。
しっかりスパイスがきいていて美味い!

夜は再び出直して望年会です。
昨年、鎌倉投信主催の望年会がここで開催されたので、勝手に有志で継続しました。
という事で集まったのは鎌倉投信の受益者の面々。
毎週誰かとは顔を合わせているようなメンバーなので、年内に絶対もう一回くらい顔を合わせるのではないかと思いますが・・・。だからプレがついているというのもありますが。

前菜

ピザ風いももち?

スペアリブ
甘めの味がついていて好評でした。

ザンギ
道産子として、ちゃんとしたザンギが食べられる店って貴重なんですよね。

フライドポテト

スープカレーリゾット

濃厚ソフトクリーム
日高から直送されたミルクを使っているのでまるで北海道で食べているような濃厚なソフトクリームです。

サプライズで11月が誕生日の方と、この日が結婚記念日だった2組のカップルを祝うケーキが登場!
おめでとうございます!
この日が1回目の結婚記念日というカップルもいましたが、二人でお祝いしなくてよかったんだろうか?
その分、みんなでお祝いしてきました。


社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた2012年11月24日

1ヶ月くらい前に小暮 真久さんの『社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた』という本を読みました。(→ブクログに載せた感想はこちら

社会貢献=NPOがボランティアでやるものと思っている人が多いと感じているのですが、自分は社会貢献はビジネスの世界でも行えると考えています。

そもそも、ビジネスとして継続していくためには何らかの社会貢献的要素がないといけないものですし、どんなビジネスでも多かれ少なかれ社会貢献という要素を含んでいるはずです。

社会貢献の要素がビジネスに占める割合がどの程度なのかは企業によってマチマチですが、この本は元コンサルタントで、その後NPOを立ち上げた著者が社会貢献ではメシは食えないという現状を変えようと、社会貢献をしながらもしっかり稼ぐ仕組み作りについて書かれています。

社会を良くする活動に出資するインパクト・インベストメントについても触れており、この中で大事なこととして下記の2点をあげています。

「出資するからには自分の出したお金がどのようなベネフィットやインパクトを生み出したのか見たい」
「この団体を応援したい。出資するのは 楽しい、カッコいい」というブランド作り

まさにこれこそが自分が出資者側の立場で求めている事で、NPOへの寄付にしても、ミュージックセキュリティーズのマイクロファンドへの投資にしても、鎌倉投信の結い2101への投資においても重要視している点です。

金銭的リターンにおいて寄付 、マイクロファンド、ファンドそれぞれ違いはありますが、そこに社会的リターンと自分の満足度をプラスするとそれぞれ高いものを自分は選択しています。

この本でしくみづくりにおいて重要なことはなんでも自分たちだけでやろうとするのではなく、得意分野ごとに協業することとあります。

ビジョンを共有できる団体(企業やNPO)に得意分野は任せて、自分たちも得意分野で貢献することで実際に現状に即した形での社会貢献のカタチが出来上がっていくものだと思います。

本で書かれているエッセンスに関してはダイヤモンド社の書籍オンラインで5回の連載で紹介されていますので、ぜひ一読をおすすめします。(→こちら

12月6日(木)19時からダイヤモンド社本社ビルにおいて著者セミナーが緊急開催されることになりました。
著者の小暮さんのお話を聞けるだけでなく、本の中でも実例として登場した鎌倉投信の新井さんがパネルディスカッションにも登壇します。

セミナー概要
日時:12月6日(木) 19時〜20時30分
場所:東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンド社本社ビル9Fセミナールーム
参加費:入場無料(事前登録制)
定員:60名
詳細・申込は→こちら

第一部:社会をよくしてお金も稼げる仕組み「WInの累乗」について
    NPO法人TABLE FOR TWO international 代表 小暮真久氏
第二部:「留職プログラム」事例紹介
    NPO法事にクロスフィールズ 小沼大地氏
第三部:パネルディスカッション
 テーマ:関わるすべての人がWinを感じ取れるビジネスモデル「Winの累乗」を実践するには?
 ゲスト:日本マイクロソフト株式会社 業務執行役委員 牧野 益巳氏
     鎌倉投信株式会社 取締役 新井和宏氏