第一回k2k2ダービー 投信ブロガーズカップに参加します2013年02月17日

rennyの備忘録のrennyさんが面白い企画を始められました。


毎月継続する投資、コツコツ投資をオープンな場で成果を公開しながらワイワイと楽しめないか?というのがコンセプトです。

これまで自分もポートフォリオを公開していて毎月それなりの方に見ていただいていてそういった事に需要があるんだな〜と感じているのですが、本当は金額まで気になりますよね。
でも、そこはこちらとしては出したくない。そこにジレンマがあったのですがこのk2k2ダービーであればバーチャルなお金なので金額含めて投資成果を共有できます。
こんなポートフォリオを組んでいる人はこんな投資パフォーマンスなんだなって事を見ていただけるという意味でも意義があると思います。

ルール:
 ・毎月5万円を第一営業日に買い付け(バーチャルです)
 ・最大5銘柄を前日20日までに事前に選択しておきます。選択できるのは国内籍公募投信のみ。
 ・売却はできません
 ・第一回の期間は2013年3月〜9月までです。

という事で、投信ブロガーズカップでの自分のポートフォリオは以下の通りです。

 25,000円 ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス
 10,000円 結い2101(鎌倉投信
   7,000円 コモンズ30ファンド(コモンズ投信
   5,000円 セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信
   3,000円 ハードベストアジアフロンティア株式ファンド(楽天証券

自分の投信ポートフォリオをデフォルメしたものにしています。
ひふみ投信で守りながら増やしつつも、結い2101で防御力をアップ、コモンズ30ファンドで世界にうって出る日本企業を応援し、セゾン資産形成の達人ファンドで外国株への投資もカバー、フロンティア市場への投資はネット証券でノーロードで買付できるハーベストアジアフロンティア株式ファンドとしました。

この投信ブロガーズカップ、ブロガーの皆さんの勝手参戦もOKですのでなにそれ面白そうなことやってるね!って思ったら是非勝手参戦してください。

コツコツ投資とかいいながら期間が短いような気もしますが、個人的にはそれには拘らずそれ以後もモーニングスターで集計した上記ポートフォリオの成果を公開してみようかと考えています。

カンボジア4と矢部園伊達茶ファンドに投資しました2013年02月17日

ミュージックセキュリティーズが募集しているマイクロファンド カンボジア4第二次募集 と 矢部園伊達茶ファンド に投資しました。

カンボジア4というのはカンボジアにあるマイクロファイナンス機関サミックに投資するファンドです。
1口3万円から投資することができ、投資したお金はサミックで貧困層への融資の原資として3年間使われます。3年後、サミックの業績に応じて投資家に分配される仕組みです。

日本から途上国のマイクロファイナンス機関に投資するマイクロファイナンスファンドは日本では2009年に初めて誕生し、ミュージックセキュリティーズのファンドは先日1億円を超えました。
(大和証券でもマイクロファイナンスファンドを取り扱っていますがミュージックセキュリティーズのファンドの場合はできるだけ中小規模のマイクロファイナンス機関に資金を入れることを目指している点が特徴です)
このマイクロファイナンスファンドという仕組みはNHKのほっと@アジアという番組でも日本でできる途上国支援という事で紹介されました。

動画

カンボジア4はカンボジアリエル建てでの投資になり、為替リスクは日本の投資家側が負うことになっています。こうすることで中小規模のマイクロファイナンス機関に為替リスクの無い資金を提供する仕組みです。日本の投資家からするとマイクロファイナンスに投資した利益が為替で吹っ飛ぶ可能性もあるのですが、途上国支援を寄付ではなく投資という形で実際に使い途がわかるという点が特徴だと思います。

また、マイクロビジネスアワードというマイクロファイナンスの借り手の方たちの中から優れたビジネスをした人を表彰するアワードへの協賛金も1人500円出すことになるのですが、昨年末に実際に2位になった方が日本に来られて話をしていましたが現地でもこのアワードは是非続けて欲しいという事をおっしゃられていました。(→ こちら

矢部園伊達茶ファンドは東日本大震災で被災した塩釜市にあるお茶屋さん(矢部園)の復興を支援するファンドです。こちらは半分が応援金という形での寄付、残りの半分が投資という形になり矢部園さんの売上に応じてお金が戻ってきます。とはいえ、半分が寄付になっていますので寄付金を含めて全額が戻ってくるほどのリターンは望めません。あくまでも復興を応援する仕組みです。

被災地応援ファンドでこれまでに出資した会社の方のお話を聞くと、数多くの出資者の方が見守ってくれているというのも大きな励みになるそうです。また、ファンドのお金が入るとその分は資本金として扱われる制度の導入により債務超過を脱して銀行などからの融資も受けやすくなるというメリットもあります。

矢部園さんでは被災した商店街の中でもいち早く仮設ではなく本設の店舗を復活させ、地域の再生にも取り組まれています。

こちらのファンドは1口10,500円(うち500円が手数料)から投資できます。
投資家特典としては出資口数に応じて矢部園さんのお茶パックやペットボトルのお茶がもらえます。
もうじき東日本大震災から2年がたちますが、被災地ではまだまだ中小企業が立ち直るための温かい支援の手を待ち望んでいます。