今月の寄付:北海道グリーンファンド ― 2013年10月31日
今月は北海道グリーンファンドのグリーン電力料金制度への寄付が自動引き落としでされました。
グリーン電気料金制度というのは北海道に住んでいる人は電気料金に5%を上乗せ、北海道以外に住んでいる人は年間5,000円/口をファンドに拠出します。
ファンドに拠出されたお金は積み立てられて市民風車建設の資金に利用されます。
ファンドと名前は付いていますが、お金を出した個人に対して金銭リターンはない寄付になります。
また、自分が使う電力が市民風車による風力発電由来のものになるというわけでもありません。
5%の節電を行い、節電で浮いたお金を自然エネルギーによる発電所建設に役立ててもらおうというのがそもそものグリーン電気料金制度のコンセプトです。
北海道グリーンファンドへは2008年から毎年1口寄付を続けており、今年で6年目になります。
昨年からえねぱそで個人向けのグリーン電力証書も購入しているのですが、新しく自然エネルギーの発電所を建設する原資になる北海道グリーンファンドへの寄付についても今後も継続していきます。
残念なことに9月には北海道苫前町にある市民風車の1機で風力発電機の羽根が落下する事故がありました。
現在同型機の市民風車も運転を停止して安全面の調査を行っていますが、あちこちで風力発電設備での事故が発生していますのでしっかり調査、整備をして欲しいと思います。
参考:
今月の寄付:信頼資本財団 京都ソーシャルビジネス共感ファンド ― 2013年10月21日
今月の寄付は信頼資本財団の京都ソーシャルビジネス共感ファンドにしました。
寄付額:10,000円
信頼資本財団では京都信用金庫と協働して最大2,000万円のソーシャルビジネス支援融資「ソーシャルビジネス共感融資」を2013年6月から始めました。
京都府内で社会的課題の解決や地域課題の解決を行う事業者に資金面で支援を行うもので、信頼資本財団が利子分(年率2.0%固定)を補給することで実質無利子で事業者は資金を調達することができます。
【プレスリリース】
この仕組の利子補給分に相当するお金の寄付にあたるのがソーシャルビジネス共感ファンドです。
寄付金の10%が財団の運営費として差し引かれた残りの90%がソーシャルビジネス事業者への利子補給に使われます。
【プレスリリース】
信頼資本財団では社会起業家マップも作成しており、その中には今年の鎌倉投信の受益者総会にも登場した坂の途中も含まれています。坂の途中はソーシャルビジネス共感融資ではなく、財団から直接の融資を受けています。
社会起業家マップ 株式会社坂の途中
ちなみに信頼資本財団への寄付は寄附金控除の対象にもなります。
社会起業家を応援する活動をしている信頼資本財団へこれから時々寄付をしていきたいと思います。
毎月の定期的な寄付は以下の通りです。
難民を助ける会 2千円
コペルニク マンスリーサポーター 2千円
日本ユニセフ協会 1千円
WWFジャパン 1千円
LIP Chance Maker 1千円
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合計 8千円
ACEのスマイル・ガーナ・プロジェクトの支援特典が届きました ― 2013年09月29日
NPO法人ACEがクラウドファンディングREADY FORを通じてガーナの村へ教育支援を行うプロジェクト費用の寄付を集めていました。目標金額は200万円に対して、最終的には212万8千円の寄付が集まりました。
日本ではチョコレートの原料となるカカオの約80%をガーナから輸入していますが、その影では学校に通うこともできずに子供が農園で働くといった児童労働の問題があります。
ACEでは2009年からガーナのクワベナ・アクワ村で3年間にわたって児童労働の解消と村民への農業指導、子どもたちが通う学校の整備などを行ない、昨年クワベナ・アクワ村での活動は終了しました。
今回の寄付金は新たに始まる3つの村、120人の子どもたちの学用品と農家100世帯への農業支援に使われます。
私も1万円を寄付しましたので、プロジェクトの報告書などの特典が届きました。

支援地域で配布されているノートと支援地域で採れたカカオを使ったチョコレートです。

チョコレートは札幌にあるカカオラボ・ホッカイドウさんのものです。
支援者の名前入りシールが貼られています。

サクっとした食感と甘すぎずカカオの味が口の中に広がってくるようなチョコレートでした。

特典の発送にはACEのスタッフさんだけではなくボランティアの方も関わって下さったそうです。
READY FORの新着情報を伝える「発送準備中!」という記事には私の友人が事務所まで訪問した様子も紹介されてました。
こうした寄付をするとなんらかの特典がもらえるクラウドファンディングを購入型と呼びます。
普通にNPOに対して直接寄付をしてももちろん良いのですが、特典が付くことでただお金を出すだけではない楽しみが支援者にあるのと、そのNPOのどんな活動に対してお金が使われるのかはっきりしているところがいいのかな?と思いました。
クラウドファンディングサイトでは様々な支援活動をしているNPOがプロジェクトを立ち上げていますので自分が気になったプロジェクトに寄付できるというのもいいと思います。
今月の寄付:ルーム・トゥ・リード ― 2013年09月06日
今月の寄付は子供の教育支援を行っているルーム・トゥ・リードに行いました。
ルーム・トゥ・リードでは9月8日の国際識字デーを記念して9月5日〜9月10日までに寄付された金額が3倍にのインパクトになるトリプルマッチングキャンペーンを実施中です。
私は5,000円を寄付しましたが、キャンペーン期間中でしたので私の5,000円に対してとあるルーム・トゥ・リードの支援者から10,000円がマッチング(加算)されてルーム・トゥ・リードへの寄付金は15,000円分のインパクトを生み出すことになります。
日本では認定NPOではないため税制上のメリットはありませんが、トリプルマッチングキャンペーンであれば1,000円分の寄付が3,000円分の寄付に等しいインパクトを生み出すことにつながりますので、寄付する側からしても税制優遇以上のメリットはあると思います。
どなたがマッチングしてくれているのかはわかりませんが、こういう取り組みはありがたいですね!
毎月の定期的な寄付は以下の通りです。
難民を助ける会 2千円
コペルニク マンスリーサポーター 2千円
日本ユニセフ協会 1千円
WWFジャパン 1千円
LIP Chance Maker 1千円
------------------------------------------------------------
合計 8千円
READYFORでガーナ120人の子どもに学用品を届け、家族100世帯に農業トレーニングを行うプロジェクトが成立しました! ― 2013年08月11日
NPO法人ACEがクラウドファンディングサイトREADYFORで募集していたガーナで子どもに学用品を届け、家族には農業トレーニングを行うプロジェクトが無事目標金額の200万円を達成しました。
私もこのプロジェクトに1万円寄付しています。
READYFORは購入型クラウドファンディングサイトに分類され、目標金額に達しなかった場合は寄付金はNPOに渡されず、支援者(寄付した人)には一切課金されないシステムです。
その一方で寄付金に応じて支援者には支援地域で採れたカカオを使ったチョコレートだったり、活動報告会への招待といった特典が受け取れるようになっています。
NPO法人のサイトで直接寄付するよりも何かがもらえるというお得感があったり、プロジェクトが限定されるのでお金が何に使われるのかより明確であったり、なによりもそのNPOのことを知らない人でもクラウドファンディングサイトで何かいいプロジェクトがないかな?と探しているうちに心に響くプロジェクトに出会うことがあるかもしれません。
新しい寄付の形として注目を集めていますが、欠点としてはクラウドファンディングサイトへの手数料とNPO法人の運営管理費の二重取りになったり、支援者への特典にもコストがかかるので純粋に現地に届く額はいくばくか小さくなるという点があります。
それでも多くの方にプロジェクトやNPOの活動を知っていただくことができるというのがクラウドファンディングのいい点だと思います。
今回のプロジェクトはアフリカとインドで児童労働問題の解決に取り組んでいるACEがカカオ農家100世帯の農業技術指導を通じて貧困から抜け出す支援をしつつ、子どもには学校で教育が受けられるように支援を行います。
チョコレートの原料であるカカオの生産に多くの子ども達の労働が関わっていることを少しでも多くの人にまずは知ってもらい、もし余裕があれば寄付をしてみて欲しいと思います。
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