「投資で良い会社を応援する」セミナーに参加2012年07月13日

「投資で良い会社を応援する」というセミナーに行って来ました。
 日時:2012年7月12日(木) 19:00〜20:45
 主催:日本CFA協会主催
 協賛:社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)、クラブ・インベストライフ
 会場:鉄鋼会館

 よい会社を応援する投資というと何を甘いことを・・・と言われることもありますが、投資の原点だと自分は思っています。全てではなくとも、ある程度の割合ではそのような投資をしたいという考えで投資を行なっています。
 今回は自分もよく投資をしているマイクロ投資プラットフォームのミュージックセキュリティーズの小松社長が話されるという事で参加してみました。CFA協会主催という事で質疑応答で出てくる質問が個人投資家とは違うな〜と思いながら聞いていました。
 SIF-Japanにも個人会員として登録している身としては、参加されていたCFAの人がどんな風に感じたのかも興味深いところです。

さわかみ投信 澤上 篤人氏

本業はいかに日本に直接投資を根付かせるか
戦後の日本は間接金融で国内のお金を高速に循環させて経済成長を遂げた世界で唯一の国
関節金融はある程度まで発展すると危険になる
株は博打、海外投資はNGという環境下で行き場を失ったお金が土地や不動産に向いてバブルが発生した
日本には世界一の預金残高があるが、これを少しでも投資にまわすと経済が活性化する
子や孫によい世界を残すのは大人の責任
IPOを求めないソフトリターンなベンチャーキャピタルもやってみたい
お金を一旦手放してぐるぐる回って返ってきたお金がリターン


ミュージックセキュリティーズ 小松 真実氏

当社の商品は小口投資と上限設定が特徴
もとは音楽家のためにファンからお金を集める仕組み
そこからレストラン、酒蔵へと広がっていった 現在160本で5万人の顧客がいる

被災地応援ファンドではバランスシートの負債ではなく資本としてファンドの資金がみなされるように
これにより事業者が銀行からお金を借りやすくなった
また、地銀との連携も進んでいる

出資者を消費者にすることにも注力している
金融の力が世の中の役に立っていることを実感
上場を目指さない会社にも資金調達の場を提供している


大和総研 河口 真理子氏

いい会社をお金で応援する
小さい町の会社(ミュージックセキュリティーズ)から大きな企業(さわかみ投信)まで
両者を組み合わせたセミナーが面白いのではないか?と話したのがきっかけ

環境問題をやりたくて証券会社に入った
なぜなら環境問題というのは市場の失敗から生まれるから
市場に一番近いところという事で
いずれ企業を環境面で評価する時代が来るのではないか?と

日本と欧米ではSRI投資の規模が雲泥の差
個人に良い会社への投資といった話をすると評判がよい
あなたの お金を嫌いなところにまわすことはない

ソーシャルビジネスカレッジをミュージックセキュリティーズと共催している
いい事にお金を使いたいという人は潜在的に多いが株式投資はイメージが
ダイレクトにつながるのが楽しいし、精神的な満足度が高い

100年後にはソーシャルビジネスが大きくなるのではないか?
地球の規模の限界がある。持続可能で食べていける形態で。そこにお金をつける

大きなお金と小さなお金の両方で応援したい


I-Oウェルス・アドバイザーズ 岡本 和久氏

2005年から生活者向けに投資教育を仕事にしている
忙しくて楽しくて儲からない 趣味に近い

いい投資を俯瞰してみる
生活者はCEO Consumer(消費者)であり、Employee(従業員)であり、Owner(株主)でもある
生活者は企業そのものと言ってよい
CとEとOの配分の問題

給与を現在の消費と将来の資産運用に使う
現在は投資に回らないで間接金融で眠っている状態
企業を応援して育てる視点
全ての生活者が企業に働きかけるのが大事
 自分の価値観で買う 周りに流されない 本当に必要なものを

プロの倫理観を持つこと これをしなさすぎる
また、配当金をもらったら社長にお礼の手紙(ハガキ)を送ろう
自分がなぜ投資したのか見直せるし、企業の態度もわかる

三方良しは企業のコア
生命よし、環境よし、未来よしをプラスして六方よしへ

質疑応答

Q 直接金融を広めようという動きが地方銀行にも見られる。コラボレーションの可能性は?

A (小松)地銀からの紹介案件も多く将来は銀行でも販売したい 地銀もリスクマネーを出すと良い
  (河口)間接投資の事業者がお金の出し先を変えていく 地産地消で市民のお金で産業を作る

Q 株主責任を果たしていないと思われる企業が多いので株主価値破壊企業リストを出して欲しい

A (澤上)CSRを企業に求めすぎる 自分も意識を持って。美意識や品格。
     企業の存在価値は何か?人件費や研究開発費など付加価値を重視している。
     600社にしか興味はない あとの企業は無視

Q 日本における直接金融にとっての壁は?

A (岡本)幼少時代からの金融教育 お金のポジティブ面を見せていない
  (河口)清貧の思想はあっても清富の思想がない コメ相場から始まった日本では投資は博打
      農地改革で旦那さんがいなくなったのもみんなが小作思想になった原因の一つでは?
  (小松)自分たちの営業が足りない タンス預金、銀行預金、投資と自分たちの投資が比較の対象に
      なっていない
  (澤上)時間の問題だと見ている まずはお金の出し癖をつけること

Q 直接金融に対してイメージが悪いが・・・

A (澤上)マーケットはピンからキリまで 参加は自由で自分がどこに参加するか?自分で考える
      法律や規制は無理。大事なのは自分が参加するレベル。かっこいいマーケット参加者に。
  (河口)アンチテーゼとして小松さんの事業がある
      プロがそこから何を学ぶか?
      ESGミーティングというのを企画したがなかなかやってくれる企業がない
      資生堂と味の素が開催してくれたがIRでは聞けない話が聞ける

Q ミュージックセキュリティーズのファンドのエクジットはどのように?

A (小松)売上の何%を配当と決めておく
      売上が元本確保分に達しない場合には在庫を分配することも

森林再生カフェに参加しました2012年07月14日

 月曜日に森林再生カフェと題した林業についての濃いダイアログ(対話)がありました。

 トビムシの竹本さんとコクヨファニチャーの加賀谷さんが講演。

講演が終わるごとに感想をグループ毎に語り合い、次の講演の際には別のテーブルに移動するワールド・カフェ形式で開催されました。

 

 竹本さんは地域の小口分散所有された森林での事業、加賀谷さんは民間企業や自治体が持つ大きな規模の森林での事業という事で規模感が違う2つの取組みについて学ぶことができました。


 林業女子と呼ばれる方も多く参加されていて、林業に関心のある女子がこんなにいるんだ!ってのも驚きでした。

山ガールとかいますから、林業女子もメジャーになる日が来るのかも。


 対話のまとめは林業を活性化あせるためのキャッチフレーズをグループ毎に作りました。普段林業に関わりのない人が多い事で自由な発想が飛び出てとても勢いのあるキャッチフレーズが作れたと思います。


 林業に携わる人はカッコイイ!というイメージを持ってもらうにはどうしたらいいか?とか。

 (東京チェーンソーズとAKB48のコラボCMをACで流す?)


 個人的に思ったのは植林=良という反対に木を伐ること=悪というイメージが多くの人に植え付けられているのを変えないといけないんだろうなという事です。CO2排出などの問題もあり、どうしても木を伐るという事がネガティブにとられがちです。割り箸も割り箸用に木を伐るというよりも柱材の端材で作っていたものでした。


 国は木材自給率を 上げる政策を進めていますが、国産材に需要がないところに供給を無理やり増やしたところで価格が暴落するだけで、逆に林業にダメージを与えてしまいます。


 国産材を使うことは良いこと!というアピールをしていかないといけないですね。


 林業は光のデザインという言葉も素敵な言葉だな〜と思いました。よく手入れされた森は本当に美しいので。


 ワールドカフェというのは初めての参加でしたが、普段関わりを持たないであろう色々な方と知り合いになれて楽しかったです。また参加したいと思います。



日時   :2012年7月9日(月) 18:30-21:00
場所   :コクヨ エコライブオフィス品川
プログラム: 『森林再生』 をテーマにしたワールド・カフェ

 

株式会社トビムシ 竹本吉輝氏

 

トビムシの事業は地球の眠れる資源の見える化 → 森

縦軸は歴史 横軸は地域から都市へ

 

日本の林業の問題(入口)

 

小口分散所有

 ・小さいが故に山主の関心が薄い

 ・長期的な計画に則った管理が行われない

 ・小さいため効率が悪い

 ・機械化するにも資金がない

  →結果として木材の計画的販売、安定供給が困難になり企業にとって契約しにくい

 

 全体不最適な状況をどうするか? → 共有の森事業

 ・小口→集約化
 ・計画的でない施業→計画的な管理
 ・機械化されていない→高性能林業機械の導入

写真は共有の森ファンドで購入した林業機械にファンドメンバーがメッセージを書いているところ

  駅前の再開発と同じでみんな問題意識はもっているが実現には時間がかかる

 

 

日本の森の特徴

 ・小口集約型(地域) ※西粟倉はこれ

 ・大口+小口 大きな山主を中心に小口山主

 ・流通集約型 特定企業の森など

 ・都市近郊型

 

西粟倉では400の山主さんがいるが、村役場で10年間の管理と販売処分権の委託契約をまとめることに

施業は森林組合に委託し、付加価値創造や販売はトビムシが担当する。

高性能林業機械の導入により施業は5倍効率化された



日本の林業の問題(出口)

 

戦後、杉や檜といった成長の早い木を約20年間にわたって集中的に植林した

現在10〜12齢級(樹齢50〜60年)の木が中心

管理された森であれば価値の高い木であったが、途中で管理を放棄してしまったため木が痩せてしまっている

 

林業は光のデザイン


いかにして光を当てるか?全体をデザインしながら間伐をすすめる。

間伐をしないと光を求めて木が上に成長して太らなくなってしまう。

 

 ・人工林は人の手を加えたことによる美

 ・人工林は人の手による管理が必要

 ・持続可能な森を増やしたい

 

間伐をすすめ、柱材として適うようにするには10年間しっかりとした管理が必要

それまでは小径木を利用しながら収益を得る必要がある

間伐しても下に下ろすのにコストがかかり切り捨て間伐が横行している

大根より樹齢50年の木の方が安い

 

カスケード(複数回)利用

 ・木の半分は水で、乾燥するのにもコストが必要

 ・伐った木がキャッシュを生まないと切られない

 ・ペレットなどに直接するにはコストが見合わない

 ・そこで、割り箸や床板タイルを作成

  →割り箸は21cm×24cmの木材でよく、床板タイルも10cm×50cmの木材でよい(小径木の有効活用)

  →割り箸床板タイルの端材をペレットなどにするとコスト的にも見合うし乾燥も済んでいる

 

写真は間伐材割り箸の試作ライン 今はこんな量産ラインが動いてます→こちら



西粟倉・森の学校には村民73名が207万円を出資している。(村の人口の12%)

100万円が村役場、200万円がトビムシ

株主総会では村民株主から様々な意見が出ている

 

床板タイルは8月にオフィス向けを販売開始予定

靴でも大丈夫な強度を実現

 

割り箸は日本で1年に200億膳利用されている。仮に間伐材割り箸で全てまかなって100万立米。

切り捨て間伐は年間400万立米なのでまだ余っている状況

間伐材の利用はもったいなくない

 

いとうせいこうさんと協力して箸袋のマガジンを発刊予定

ちょっとした時間に箸袋を見てしまうところから生まれたアイデア

 

コクヨファニチャー株式会社 加賀谷廣代氏

 

森林再生のゴールとは?

間伐材のコーディネートをしている。

 

 ・民間企業は意外にCSR活動などで森を持っている

 ・行政も自分の地域に森を持っている

 

  民間企業や行政が自分たちの森の木でオフィス家具などを作って欲しいという要望に応える

 

製品化しようとするとコストが上がってしまうが、それでも使いたいというニーズがある。

ビジネスとして利益をあげることで継続できるように。

 

例えばアサヒビールは”水を守ることは本業を守ること”をうたっていて実業をCSRは親しい存在

自社の森から会議室テーブルなどを作った

 

国産材の良さをオフィスなどで感じてもらい、マイホームやリフォーム時に国産材を使ってもらえるようにという思いがある。

 

実業と社会メリットの融合 ただし・・・

 ・製品コストアップが森林に還元されていない?

 ・補助金漬けの森林組合と間伐事業はこのままでよいのか?

という課題もある

世嬉の一酒造 蔵とビールファンドへ出資2012年07月28日

 東日本大震災で被災した岩手県一関市にある日本酒(世嬉の一)と地ビール(いわて蔵ビール)製造の世嬉の一酒造を応援するファンドの募集が始まりました。自分も地ビール業者を応援したいという想いで3口出資しています。

 世嬉の一酒造では東日本大震災で指定文化財にも指定されていた蔵が傾いた他、醸造設備も被災しました。地ビール醸造設備に関しては復旧したものの、七つある蔵の補修工事の資金調達が難航し、ミュージックセキュリティーズのファンドを 利用することになりました。
 ファンドで調達した資金のうち応援金(寄付金)は蔵の補修工事に、出資金はオイスタークラフトビールや青いブライダル用のビールの増産、長期熟成ビールの製造設備として利用されます。



 これまで被災地応援ファンドでは日本酒の酒蔵の復興支援はありましたが、地ビール業者を応援するという形では初めてのファンドです。世嬉の一酒造さんでは日本酒や地ビールだけでなく、一関の餅文化をレストランで味わうこともできるという事ですので、是非行ってみたいと思います。

【ファンド概要】 詳細はこちら
 募集金額  1,060万円
 資金用途  被災した蔵の補修(応援金)
       地ビール増産設備及び長期熟成設備として(出資金)
 申込単位  1口1万円〜(ただし1万円当たり5千円は応援金として寄付されます)
 手数料   1口500円
 期間    2013年4月1日より8年間
 配当    2013年4月1日〜2014年3月31日  無配当
       2014年4月1日〜2021年3月31日  売上金額の0.46%
 出資者特典 1口以上)
        蔵の補修工事終了後に開催される復帰パーティへの招待
       3口以上)
        ビール(4本)と酒粕漬けセットの送付 

ひふみサロン 田村耕太郎氏(2012.07.25)2012年07月28日

7月25日(水)にレオス・キャピタルワークスで開催されたひふみサロンに行って来ました。
ゲストは田村耕太郎氏。
最近君ワクこと「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」という本を書かれています。
会場でも君ワクが販売されていたので買って、講演後にサインをいただいてきました。

とても熱い話で日本を海外から相対的に見るという視点については自分も大切にしたいと思っていましたが、その重要性が更にストンと落ちた感じです。

やみくもに海外に出るべき!というのではなく、しっかり準備をしてから行きましょうというのもいい点だと思いました。

会場に来ていた人が結構外向き思考の人でまさにこれから海外に出ようとしている直前の人も多く、具体的なアドバイスなどを質疑応答で求めていたのも印象的でした。

35歳の人に向かっても日本人は若く見られるからまだまだ遅くないし、海外では何ができるか?が重要なのでかえっていいかもしれないというのも新しい視点でした。

今の若い人は保守的と言われますが、大多数がそうだとしても、自分でしっかり考えて外向き思考な人はかえってこれまでの世代よりも多いくらいだと思います。この本を読んで熱い想いに共感する人が多いのもそういうのの現れなのかな?と思いました。

最後に、田村さんが感謝の気持ちを忘れずにと話されていたのも印象的でした。
田村さん自信、色々な方と出会って影響をうけて今の自分があるというのを噛み締めた上での言葉だと思うと深いです。大きな人というのは感謝の気持ちを前面に出しているのが共通点だと自分は感じているのですが、田村さんもそういう方だなと。

いただいたサインにも「感謝」という言葉を書かれていました。


初めにひふみ投信もファンドマネージャー藤野さんが挨拶。
ひふみ投信を知らない人?と聞いてみるとほとんどの人が挙手。
なぜ運用会社がこのようなセミナーをしているか?
 →運用会社は未来に投資をしているが、田村さんにお話していただく事は日本の未来に投資することにつながるから。

田村耕太郎氏

外向けの本は売れないというジンクスがあるので、最初は出版社も頭を抱えていたがおかげ様でたくさん本が売れている。今日ここに集まった方は外向きの人が多いと思うので、更に背中を押す話を。

アブダビに行った時、緑のスーツに黒のドットのネクタイに緑の靴でスイカをイメージした服装で行ったら仲良くなって1個2,000 円のスイカが3万円で売れた。
そのアブダビではF1グランプリ専用の島があって高級ホテルがつくられ、1隻100億円するようなクルーザーが100隻以上集まってF1を見ている。

モスクワではモデルのような女性が石鹸のような大きさのエメラルドの飾りをつけて高級クラブに集まったりする。1フロア貸切で1200万円するが、主催者はキャッシュで支払う。成金はお金があることをみせびらかしたくて仕方がない。

日本にもかつてバブルの時代があった。熱狂していて何かおかしい世界。
ただ人をつき動かす力は一度見ておいた方がいい。

日本人のパスポート保有率は23%。日本人の4人に3人はパスポートを持っていない。
イギリスは60%、カナダは70%。アメリカは日本と同じく20%程度だが、アメリカは国土が広いので国の中でも移動しない人が多い。アメリカに留学した際に日本人は若く見えるのでIDを提示するように言われてパスポートを出したら何かわからない人がいるくらい。それくらいアメリカは移動しない国。
ただし、アメリカは様々な移民で国内にいても世界がそこにある。

日本と世界の違いはなにか?→「自立・責任・決断」があるかないか?
日本では他のみんなにないので、そのような環境においては自分もない方が良い。
ただし、現在70億人vs1.2億人なのが2050年には100億人vs0.6億人に。
日本の人口は徐々に減少して2100年には4千万人になると見込まれている。これは明治初期と同じ。
ただし、明治初期は人口構成の ほとんどが30歳以下だったのに対して2100年は国民の半分が高齢者。

2050年には就労人口に対する高齢者の比率は1.3。1.3人で1人の高齢者を支える必要がある。
将来消費税だけで国家を運営するには63%にする必要があるという試算がある。
実際にはそこに行き着く前に破綻 すると思うが。
このまま日本にいたのでは徐々に負担だけが増していく。

シリコンバレーのGoogle本社では三食無料で美味しい食堂がある。
そうすると従業員は朝から夜まで会社にいるようになる。隣にはプールがあって運動もできるようになっている。敷地内には自動運転のGoogleカーが走っているが、いずれ運転という非生産的な行動は人間から機械に取って代わるだろう。

3Dプリンターというものがある。これにより様々なものがコピーされるようになる。

Facebookとボーイング社の時価総額はほぼ同じ8兆円だがFacebookはわずか3,400人。ボーイング社は17万人。FacebookのCIOはいかに人を雇わないかが自分の使命と話していた。

日本にしかいられないリスクとして世界中の同世代と競わないといけないリスクや首都圏直下型地震など。
これからは負担が増えていくので死ぬまで働かないといけなくなるだろう。

イノベーションが必要。
ではイノベーションとはなにか?
スティーブ・ジョブズ曰く Connecting dots. (点をつなぐこと)

iPhoneもそれぞれの技術は既存の 目新しいものではないが、集めることで革新的な製品になった。
今あるものを違う形につなげることがイノベーション。

世界の教育
Liberal Arts:
日本の高校生は偏差値で自分の進学する大学を決めている。
リベラルアーツではまず幅広い科目を全て高校生に学ばせる。そして、その中で自分の進む道を選んでいく。様々なことを学ぶ中で違ったものをつなげていく訓練を行う。
例えば心理学と経済学を組み合わせた行動経済学など。

Bording:
世界では全寮制の学校が多い。日本では学生運動のアジトになったためになくなってしまったが。
通学に往復2時間かけるとするとその分学習時間をロストしてしまう。
ルームメイトが世界中から集まっていると考えたビジネスモデルについて様々な国で通用するか検討することができる。多様性についても肌で感じることができるし、空気の読まない人に空気を断ち切って要求したりする経験もする。
Facebookもそうだが、新しいものは全寮制から生まれる。

Reverse Innovation:
新興国からイノベーションが生まれている 。
例えばインドのモバイルバンキング。電話線を引いていない田舎でも携帯電話が使えるために携帯を利用したサービスが発達した。他にはインドには様々な風土病があるため医療サービスも発達。医者の経験値が全く違う。
インドネシアはたくさんの島があるためスマート・グリッドが発達。
去年のガイドブックが古臭く感じるくらいに世界は大きく変化している。

アフリカにはるアンゴラの首都の家賃は東京都港区より高くて日本の外交官が住むところがなくて困っているなんて話も。日本語になっている情報はわずか2%。
例えば日本で大きな問題になっているTPPもアメリカでは知っている人は少ない。大した問題ではないため。

フェラーリの筆頭株主はアブダビ。
そのアブダビがF1開催用に2兆円かけて島を作った。
ヤスホテルという1泊30万円もする高級ホテルもある。F1を見に行った時、やたらと部屋が広くて電気を消したくてもどっかが灯いて部屋の電気が消せない。ベルボーイを呼んで消してもらおうとしたが、やっぱり消せないのでタオルを目に巻いて眠った。翌朝、食堂に行ったらみんな目を真っ赤にしていてやっぱり部屋の電気 を消せなかったようだ。
そんなバブルの熱狂を一度は経験すべき。世界はバブル。

シンガポールはわずか45年前まで寂れた漁村だった。
マレーシアに捨てられた国でリー・クアン・ユーが涙の演説で独立してから全く変わった。
高層ビルの屋上にプールがあったりバブル。
ぜひ見てきて欲しい。

上海やイスタンブール、モスクワなどもおなじようにバブル。
バブルではとにかく、現金をみせびらかして払いたくてたまらない人がいる。
恥ずかしいくらいに成金。でも、そんな世界を若者は経験して欲しい。

日本は成熟国家だから株価が下がってもいいのか?
ヨーロッパは成熟しているが株価は上がっている。海外に行くなら円高のうちに。
迷っているうちに円安になってしまう。チャンスはいつあるかわからないので、まず見に行く事。
10年前の地球の歩き方とどう違っているのか?

世界の同世代は肉食。
日本だけ草食とはいかない。

水道の水が飲める国は世界に10カ国くらいしかない。インドは国際水泳大会で選手が下痢になるくらい。

多様性に慣れること。
いじめも同一性から生まれている。
学習・自立・責任・決断をつける。
一回も日本を出ていないのに愛国心はうまれない。
世界から相対的に日本を見る。
日本は課題も多いが総合力で世界で第二位。

日本人は自国を悪くいうが相対的に見ると違う。
 日本人:政治がダメ。総理大臣がころころ変わる
 中国人:投票できるだけまし。指導者層の批判なんか絶対できない
 米国人:間違ったリーダーを選んだら4年間変えられない。激動に時代に4年は長い。
 韓国人:うちは5年
 シンガポール人:リー・クワン・ユーは建国から31年間。結果は良かったけど

 日本人:格差が広がっている
 インド人:日本にスラムってある?親が子供の臓器を売ったり本当の貧困層がどんなのか知ってる?

 日本人:新卒就職内定率が70%を切った
 韓国人:まだ70%も就職できるの?韓国は逆で40%しか就職できない
 中国人:中国は10%くらいなので世界中に働きに出る必要がある
 ブラジル・インド人:就職内定率ってなに?若年失業率なら30〜40%だけど

日本の歴史小説にはヒーローが登場するが世界の人が読んでいる歴史にはヒーローは登場しない。
その中から普遍性を求める。

感謝の気持ちを忘れないこと。
海外で成功してぜひ日本に帰ってきて欲しい。

最後に結論はBMB. (Buy My Book)
本を買って読んでみて欲しい。

マタキン島の夏休み2012年07月29日

7月14日(土)〜7月21日(土)までマレーシアのマタキン島に旅行してきました。
ボルネオ島の東側、セレベス海にあるリゾートで、近くにはダイバーに人気のシパダン島があったりします。

成田→クアラルンプール→コタキナバル→タワウと飛行機を3回乗り継ぎ、タワウからはセンポルーナという港町まで約1時間車に揺られ、さらにそこからスピードボートで40分という立地です。
(タワウからセンポルーナまでは目にする木のほぼ全てがパームヤシ。これは開発しすぎではないか?と心が痛みました)
移動に24時間以上かかりますが、 その分落ち着いたリゾートが待っています。


マタキン島の隣にあるマタキン・クチル島とは干潮時に砂州がつながり、歩いて渡ることができます。
二島一リゾートという贅沢な環境。

主な目的はシュノーケリングだったのですが、砂浜で夕焼けを見たり今回はわりとのんびりしてました。



桟橋のところにはチャーリーと呼ばれている巨大バラクーダがいます。

そして、この魚の数!前が見えなくなるくらい桟橋のところには魚がたくさんいました。


シュノーケリングではクマノミやウミガメも見ることができました。

ビーチからエントリーしたシュノーケリングでウミガメが見られるのには感激!
泳いでいる姿はまるでゆったりと飛んでいるかのように優雅です。

モルディブのドロップオフも良かったですが、マタキン島のハウスリーフもビーチからすぐなので楽ですし、魚もたくさんいて楽しめました。

今回は体験ダイビングもしてみました。
少し、耳が痛かったですが水の中に潜ってみるのも不思議な感覚で面白いです。
シュノーケリングよりも近くで魚が見られるのもいいですね。

ナイトウォークも行なっており、ホタルや小型のサメ?、タコなんかが見られました。
ナイトウォークはなんといっても星空が素晴らしいです。これまで見たことがないくらいたくさんの星を見ることができました。

島にはキングスタワーという展望台があります。
かつてこの近海で襲撃事件があったりしたため、島の半分には警察が常駐しています。
夜間はここで海上を見張っているとホテルのインフォメーションには書かれていました。

昔の記事だとイタリア系のお客さんが多いという事でしたが、自分たちが行った時に聞いてみたら中国人が多いという事でした。確かに週の半ば以降は半分以上が中国人だった気が・・・

どんどん中国人が海外旅行をするようになっているのを感じます。
豊かになってきているんだな〜というのは投資家目線。

このリゾートのスパでマッサージも受けましたが、ホットストーンを使ったマッサージは かなり効果があり、慢性的なふくらはぎや肩まわりの疲労が一気に回復しました。(帰りの飛行機でまたやられましたが)

一島一リゾートという環境でのんびりしたい人には オススメしたいです。
モルディブよりも安く、海もかなりキレイです。
リゾートスタッフはフレンドリーでとても居心地がいいです。