ACEのスマイル・ガーナ・プロジェクトの支援特典が届きました2013年09月29日

NPO法人ACEがクラウドファンディングREADY FORを通じてガーナの村へ教育支援を行うプロジェクト費用の寄付を集めていました。目標金額は200万円に対して、最終的には212万8千円の寄付が集まりました。

日本ではチョコレートの原料となるカカオの約80%をガーナから輸入していますが、その影では学校に通うこともできずに子供が農園で働くといった児童労働の問題があります。

ACEでは2009年からガーナのクワベナ・アクワ村で3年間にわたって児童労働の解消と村民への農業指導、子どもたちが通う学校の整備などを行ない、昨年クワベナ・アクワ村での活動は終了しました。

今回の寄付金は新たに始まる3つの村、120人の子どもたちの学用品と農家100世帯への農業支援に使われます。

私も1万円を寄付しましたので、プロジェクトの報告書などの特典が届きました。



支援地域で配布されているノートと支援地域で採れたカカオを使ったチョコレートです。


チョコレートは札幌にあるカカオラボ・ホッカイドウさんのものです。
支援者の名前入りシールが貼られています。


サクっとした食感と甘すぎずカカオの味が口の中に広がってくるようなチョコレートでした。

特典の発送にはACEのスタッフさんだけではなくボランティアの方も関わって下さったそうです。
READY FORの新着情報を伝える「発送準備中!」という記事には私の友人が事務所まで訪問した様子も紹介されてました。

こうした寄付をするとなんらかの特典がもらえるクラウドファンディングを購入型と呼びます。

普通にNPOに対して直接寄付をしてももちろん良いのですが、特典が付くことでただお金を出すだけではない楽しみが支援者にあるのと、そのNPOのどんな活動に対してお金が使われるのかはっきりしているところがいいのかな?と思いました。

クラウドファンディングサイトでは様々な支援活動をしているNPOがプロジェクトを立ち上げていますので自分が気になったプロジェクトに寄付できるというのもいいと思います。

コツコツ所沢#14を開催しました2013年09月29日

今日、14回目になるコツコツ所沢をパスタ・デルフィーノさんで開催しました。

今回は久々に参加者が8人での開催となりました。
一つのテーブルで話題を共有するにはこの辺りの人数がちょうどいい感じに思います。

常連の他に初参加の方も2名いらしていただきありがとうございます。


今回は社会人になってコツコツ投資を始められた方がいたという事もあって、経験者から基本的な点の注意点がたくさん話題にのぼりました。

・教科書的なやり方を鵜呑みにせず、自分でやりながら納得できるやり方を探して欲しい

・リスクはブレ幅だけではなく、リスクの許容度という観点でも考える

・最初は少額で始めてみて時価が変わるという世界を体験して欲しい(できれば暴落も暴騰も一回経験してみて欲しい)

・個別株の場合はどんな時に利益が上がって、どんな事が起きたら利益が失われるか想像しやすいが、分散してしまうことでリスクの姿がぼんやりしてしまうことがある

・一つの籠に全ての玉子を盛って運ぶのではなく、何回かに分けて運びなさいという分散投資のススメがあるが、結局転んだら玉子は割れていることに注意。分散したから大丈夫なわけではない。

・震災などが起きたことによりロスカットができなかったとしても損失は補填されない。自己責任の原則をしっかり考えてリスク管理を。

・経済活動はちょうどいいところで止まることはなく、必ず行き過ぎる

・分散すればリスク管理というわけではなく、何をしているのかは把握しておかないと実はリスクは管理できていないのかもしれない。

・仕事上身につけたスキルは投資判断をする上で生かすことができるのでは。

・ワイン投資はワイン好きな人がワインを楽しむ一貫としてやるのであればよいのでは?

・ヘッジファンドは本当にリスクヘッジに役立つものなのか確かめた方がよい。レバレッジを効かせて派手に運用成果を出すことがヘッジファンドではない。中にはヘッジ手段として有用なものもあった。

・富裕層向けの金融商品を一般投資家にもというフレーズで登場した金融商品は某ネット証券や某ネット銀行のヘッジファンドなど一般投資家の投資を受け付けるとパッとしない傾向が・・・

・日本は労働生産性、労働分配率が先進国中最低レベル。スウェーデンモデルなども参考になるのでは?

・日本の労働生産性が低い理由はQWERTYキーボードでローマ字をしていることも原因というブログ記事もあったが本当?

・k2k2ダービーを見てもわかるようにインデックス、アクティブどちらかが必ずしも優勢なわけではなくポートフォリオの組み合わせや市況によって都度結果は異なる。

・日本株が低迷しているからといって安易に海外ファンドへの投資に向かうのではなく、ではどうしたら日本が良くなるのか考えてみてもよいのでは?

・世界の経済は拡大し続けるというのが長期投資の考え方の原点としてあるが、本当にこのまま地球上に人口が増え続けて経済活動が活発になったとしてやっていけるのか?

・グローバルな資本主義だけではなく、地方には地方に眠っている資源がある。例えば森の木をペレットにして燃料にしたり、その地域に眠っていた資産を生かすことによってお金だけでは得られない価値を生み出す里山資本主義という考え方がある。

・日本の貯蓄文化を学んで借金して買い物ばかりするアメリカが401kを導入した。イギリスは投資教育の実践の場としてISAを導入した。日本は貯蓄から投資への旗印のもとに金融機関主導で金融政策が行われており、国として長期的にどうしたいのか?姿が見えない。

・国として将来の姿を考えた時、一次産業や二次産業の将来も考える必要があるのでは?

・離島のような嵐が来れば孤立してしまうような環境で生き抜くための自立した生き方を日本としても参考にできる部分はあるのでは?



【次回開催予定】

次回の開催予定ですが、11月24日(日)12時〜14時となります。
場所は同じくパスタ・デルフィーノさんを予定しています。


ご都合が合う方は是非ご参加下さい。